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日々のたんれん

あなたに、私の経験や知識をシェアしていきます。

斎藤一人さんのビジネスモデルを分析する

年収30億稼ぎ、納税日本一の斎藤一人さんは、私も好きな人物で尊敬している。

そこで、彼のビジネスモデルとはどのようなやり方であるかを、私なりに分析してみよう。

納税日本一の成功者のビジネスやマーケティングを学ぶことで、ビジネスに役にたつはずだ。

 

ひとりさんのビジネスモデル

斎藤一人さんは「まるかん」を運営しているが、彼のビジネスは、3つの要素を組み合わせたものだと言える。

その3つとは、ネットワークビジネス(代理店制度)、フリー戦略、フロントエンド・バックエンド、の3つである。

 

1:本やCD、勉強会などで、質の高い元気になれる話を、無料でする

2:ひとりさんの話を気にいったり、ひとりさんのファンになった人に、健康食品や化粧品を販売。

3.ひとりさんの下に10人の社長(弟子)がいて、その10人の弟子たちの下で、ひとりさんのファンになった人たちが特約店として商品を販売する。

 

ひとりさんのフリー戦略

1の段階で、ひとりさんは質のよい話を無料で提供するのだが、これはフリー戦略と解釈できる。

実際、ひとりさんの話はすごくクオリティが高い。

これを無料で提供するのだから、フリーとしてはかなり効果的だと思われる。

言い換えれば、集客用の商品だ。集客することが目的だから、利益は出なくていい。

 

次に、2の段階で、集まった人たちを教育していく。

彼の話に感激した人なんかは、彼に大きな信頼を抱くだろうから、信頼構築をすることができる。

 

集客と教育が完了したら、化粧品や健康食品などをフロントエンド商品として販売する。

最近では、ひとりさんは「自分は天照大神の生まれ変わりだとわかった」と言って、「大宇宙エネルギー療法」や、大変な力をもち大魔王でも逃げられない「白光の浄霊」といったものも売っているようだ。

 

そして、ひとりさんの話に感動した人や、ひとりさんのファンになった人、彼の商品のファンになった人たちが、他の人に商品を広めるようになる構造をつくる。

例えば、彼らに特約店になってもらい、代理店として「まるかん」の商品を販売してもらう。

 

斎藤一人さんの「まるかん」組織構造

組織構造としては、

   斎藤一人さん(大社長)

  10人のお弟子さん(社長)

各お弟子さんの下にいる特約店(代理店)

 

という構造になっている。

フランチャイズ方式ってやつだ。

 

さらに、商品を買った人に対して、その人の家族や知人にも商品を広めるように促していくことによって、口コミを使っている。

要は、ひとりさんのファンになった人が、家族や友人などに「まるかん」の商品を勧めるように促していく。あるいは、勝手に口コミがかかる。

 

「人に勧めないような無関心な人はまっすぐ地獄行き」

例えば、ひとりさんは、ある音声テープで「いいものを人に勧めないような人はまっすぐ地獄行き」といっている。

なぜなら、無関心は罪だからだ。

 

「本がよかったら自分の友達に勧めるとか周りの人に勧める」べきなのに、よいものを人に勧めない人は、「まっすぐ地獄に行けるよ」と、ひとりさんは言っています。

 

「ひとりさんから水晶さずかって私、お守りのように大事にしてます」という人がいたことを話しながら、ひとりさんは次のように言います。

 

「お守りじゃないよ、あんた人助けしたいからもらったんだろう。それなのに、お守りみたく大事にしてます。まっすぐ地獄行けるよ」

引用:斎藤一人 「悟りは常に脚下にあり」知ってることは教えてあげる - YouTube

 

水晶とか自分の本や商品を、自分のファンやお客さんに広めてもらうことを促している。

つまり口コミをするように促していると思われる。これは非常に参考になるやり方である。

 

ある意味、ネットワークビジネス的な要素もとりいれていて、非常にうまい。

口コミマーケティング(バイラルマーケティング)や、人のネットワークを上手に使っている。

 

 ひとりさんの扱う商品のジャンル

さらに、扱う商品の分野は、売りやすいと言われるテーマを扱っている。

それはお金、美容・健康、人間関係(スピリチュアルも含む)の3つである。

ビジネスマンなら誰でも知っている基本なのだが、ビジネスで儲かりやすい分野は、これらのジャンルだ。

 

美容系の商品

ひとりさんは、美容系の商品をあつかっている。

 

例えば、化粧品では「すっぴんパワースピード化粧水」、「クレオパトラ 楊貴妃 小野小町 そこどけファンデーション」、「ひとりさん コラブル 恋の美魔女ジェルクリーム」、「ゴージャスほほべに」などがある。

 

ダイエット商品には「スリムドカン」、「クレオパトラ 楊貴妃 小野小町 そこどけダイエット」、「ゴッドハートダイエットJOKA青汁」、「ウルトラびっくりスタイル」、などがある。

 

ビジネスの基本で教えられることだが、女性は美に興味があるから、美容系の商材にはすごくお金を支払いやすい。

特に、ダイエットなどは永遠だ。かなり売れる。

 

健康系の商品

健康食品も売っている(ひとりさんの得意分野は元々健康系だと思われる)。

さいしょは漢方を売っていたようだ。

今では、「スカット元気」や「未来の青汁 ウルトラパ二ウツ元気」、「青汁酢」、「すごい元気の素」、「元気元気なコリない面々」といった商品を出している。

 

青汁はけっこういいらしい。

 

ビジネスの基本では、人は、健康に対してお金を支払いやすいと言われるから、やはり基本に忠実と思われる。

 

人間関係(スピリチュアル)の商品

人間関係に対しても、人はすごくお金を支払う、というのがビジネス界の教養だ。

以前のひとりさんは、人間関係のジャンルの商品は売っていなかった。

しかし最近は、「自分は天照大神の生まれ変わりだとわかった」と言いだし、「大宇宙エネルギー療法」というサービスを提供し始めた。

 

その次に、大変な力をもち大魔王でも逃げられない「白光の浄霊」というサービスをはじめたが、これは途中で中止になったようだ。

 

そのあと、「三位一体気功術」というものをはじめたらしい。

霊的な力が得らえるようになる、みたいなサービスらしい。

 

あと、50万円分のポイントがたまったら、ペンダントがもらえるらしい。

 

 商品力はどうか?

斎藤一人さんが商品のアイディアを出すそうだが、特に昔の商品は質がよかったらしい。

例えば、「すっぴんパワースピード化粧水」は成分が絶妙な配合で作られていて、かなりよかった商品のようだ。

しかし、残念ながら現在は販売をやめてしまったので、手に入らないらしい。

 

現在は、「ホワイトすっぴんパワー美容液」という商品も出ているらしいが、以前の商品に比べると質が落ちていて全然違うという声がある。

 

とはいえ、青汁などは今でも質がいいそうだ。

それゆえ、商品力もけっこう高いといえそうだ。

 

斎藤一人さんのビジネス観

ひとりさんは、ビジネスや商売に対して、数々の名言も言っている。

 

例えば、「商売とは演出」、「忙しいフリをしろ」、「無駄な金は1円も出すな。知恵を出せ」、「この地球という星は行動の星」、「成功には沸騰点がある」。

 

「商売というのは、とったうえでまたとるの。1回しかとらない商売のほうが、よっぽどアコギなんです」、「振動数を上げろ」、「笑顔が大切」、今の時代、人々はカリスマを求めてる」、「はじをかけ」。

 

「改善しろ」、「ゴムひも現象」、「そうじは神事」、「欲をもて」

 

など、数々の名言がある。

1流の成功者からは、多くのビジネスの知恵があるから、ぜひあなたも参考にしてみてほしい。