≪北朝鮮のミサイル発射をめぐる動き≫

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は7日、地球観測衛星「光明星」の打ち上げと称し、事実上の長距離弾道ミサイルを発射した。

 北朝鮮が長距離ミサイルを初めて発射した1998年から現在までの関連動向は次の通り。

 ▼1998年8月31日:咸鏡北道・舞水端里の発射場から長距離ミサイル「テポドン1号」(白頭山1号)発射
 ▼1998年9月4日:北朝鮮「8月31日に舞水端里の発射場から発射された多段階運搬ロケット(白頭山1号)で初の人工衛星(光明星1号)を軌道に乗せることに成功した」と発表
▼2006年7月5日:舞水端里の発射場から長距離ミサイル「テポドン2号」発射
▼2009年2月24日:北朝鮮、「試験通信衛星『光明星2号』を運搬ロケット『銀河2号』で打ち上げるための準備事業が進められている」と発表。朝鮮宇宙空間技術委員会、4月4~8日のロケット打ち上げを予告
▼2009年4月5日:舞水端里の発射場で「銀河2号」発射。朝鮮中央通信、「『光明星2号』を軌道に乗せた」と発表
▼2012年3月16日:北朝鮮、「光明星3号」を搭載した運搬ロケット「銀河3号」を4月12~16日に打ち上げると予告
▼2012年4月8日:平安北道・東倉里で海外メディアに「銀河3号」を公開
▼2012年4月13日:「銀河3号」発射。135秒後に韓国・白ニョン島上空で爆発。朝鮮中央通信は「『銀河3号』の軌道投入は成功しなかった」と発表
▼2012年12月1日:北朝鮮、「実用衛星『光明星3号』を運搬ロケット『銀河3号』で10~22日に打ち上げる」と発表
▼2012年12月4日:国際海事機関(IMO)、「北朝鮮が1段目と衛星保護カバー(フェアリング)の落下予定海域を通報した」と発表
▼2012年12月12日:北朝鮮、「光明星3号」2号機を発射。9分27秒後に軌道投入に成功
 ▼2015年9月23日:北朝鮮国家宇宙開発局、米CNNテレビを通じ「衛星管制総合指揮所」を公開。「人工衛星の打ち上げ間近」を強調。
 ▼2016年2月2日:北朝鮮、IMOに地球観測衛星「光明星」の2月8~25日打ち上げを通告
 ▼2016年2月6日:北朝鮮、IMOに「光明星」の打ち上げ期間を2月7~14日に前倒しすると通告
 ▼2016年2月7日:北朝鮮、衛星打ち上げと称し長距離弾道ミサイルを発射

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