- 奥さんに別居してと言われて・・・
- 参考にならない男①:痛風の横田さん(仮名)
- 参考にならない男②:3度の離婚をしている田島さん(仮名)
- 沖縄の地で僕は頭を冷やす
- 「好きなようにしてください!」と投げ出されて・・・
- 人生打開の秘策は「うどんを食べて寝る」だと!?
- よし!うどん食ってビジネスホテルで寝ようとしていると・・・
奥さんに別居してと言われて・・・
前回の記事で僕は奥さんに「別居して!」って言われたことを書いた。それが彼女なりの決定事項であるのか、それとも相談事項であるのか。それは分からなかった。テーブルには僕の引っ越し支度金が入った封筒が置いてあった。
◎奥さんに「別居して!」って言われたエピソードはこちら
一人暮らしは僕にとっても魅力的なプランに思えた。でも僕はその考えを即座に捨てた。結婚とは「不快」を受け入れることだから。人生なんて自分の思うようになんていかないんだ。仕事だって家庭だって。僕は別居を拒否しようと思った。奥さんがそれを受け入れるか否かは置いておいて。
◎「離婚したい」と「実際に離婚する」の間の大きな壁
でも僕には人生の大きな疑問がある。既婚者なんて大なり小なり結婚生活やパートナーに不満を持つものだろう。でも「離婚したい」と思うことと「実際に離婚する」ということには天地の差がある。僕は人がどの局面でどういう心理になると実際の離婚に踏み込むのだろう。僕は分からない。離婚に関しては初心者であり童貞だから。
参考にならない男①:痛風の横田さん(仮名)
つい先日、僕は会社の同僚の横田さん(仮名)と呑んだ。僕は横田さんがバツイチであることを思い出した。僕は上記の僕の疑問を率直に横田さんに聞いてみた。横田さんは言った。爽やかな笑顔で。「うーん。僕のケースは参考にならないと思いますが。。。僕の場合は・・・
『奥さんがいきなり一年間、蒸発しちゃってですね。戻ってきたら妊娠してました。それで別れましたね』
横田さんは豪快に芋焼酎ロックを呑みながら言った。
なるほど!全く参考にならない!!
◎痛風に関しては参考になる事をいう横田さん
僕はこの日、夫婦間の悩み以上の深刻な悩みを抱えていた。痛風の疑惑だ。ある朝、起きると足が痛くて歩けなかった。病院に言った。骨に異常はなかった。先生は「もしかしたら痛風かもしれない」と言った。血液検査の結果を待っている最中だったんだ。
起きたら足首が痛い。歩けない。レントゲン。骨には異常なし。血液採取。結果まち。痛風の可能性あり。先生が。つぶやく。ぼそりと。 やばい。アルコールの量。減らさないと。ドキがムネムネ。フサフサでモテモテ。。。。。。。
— かえるくん地球を救う (@kaerukun777) 2016, 2月 1
横田さんは痛風持ちだ。横田さんが僕にアドバイスしてくれた。
「痛風も大丈夫ですよ。プリン体の入ったビール系はダメですが、蒸留酒系は大丈夫ですよ。ウイスキーとか焼酎とか」
横田さんは芋焼酎ロックの追加オーダーを店員さんに頼みながら僕に言った。
なるほど!こっちは参考になった!
参考にならない男②:3度の離婚をしている田島さん(仮名)
3度の離婚をし、40代にして4度目の結婚。現在は幸せに奥様と暮らしている田島さん(仮名)。僕は謎だった。田島さんはルックスも平均。いや、正直にいうと平均よりかなり悪い。ブサイクの部類だ。かといって性格も良くない。いや、かなり悪い。僕は大嫌いだ。かといって金を持ってるわけでもない。仕事もできない。そんな男がなぜ4度も結婚できるのか。僕は謎だった。なぜなんだろう?
◎田島さんが4度も結婚できた理由
僕はその理由を知った。もちろん噂レベルの話だ。でも僕はあながち間違ってもない気がする。ある日、情報通の後輩が僕の元にやってきた。そして僕に言った。
(※下世話な話ですが、僕の後輩が実際に言ったのです。。。※不適切な場合は後日削除します。)
「先輩、田島さんって”その行為”の時に女性の◎◎◎をずっと◎◎◎してるらしいんですよ。それも何時間も!!」
「それで”その行為”をしすぎて自分の舌が出血するらしいんですよ!!」
なるほど。なかなかメディアには掲載しづらい理由だよな。だからこそ逆にリアリティがある。。。。でも・・・
なるほど!全く参考にならない!!
人の結婚の理由。離婚の理由。それは当然ながら固有の問題だ。一般解なんて無い。
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沖縄の地で僕は頭を冷やす
僕はちょうど沖縄へ出張だった。幸か不幸か家族と離れ、一人で考える時間が与えられた。
沖縄。羽田へ。 pic.twitter.com/gIyEyH5QOO
— かえるくん地球を救う (@kaerukun777) 2016, 2月 11
沖縄。那覇へ到着。暖かいぞ!!! pic.twitter.com/ZoYXrWAdbA
— かえるくん地球を救う (@kaerukun777) 2016, 2月 12
移動時間が多かったので僕はビジネス書を読んですごした。ビジネス書は読まない僕だがこの本はちょっと気になっていたんだ。それが楠木建氏の「好きなようにしてください」だ。
「好きなようにしてください!」と投げ出されて・・・
僕はビジネス書は読まない。むしろ「ビジネス書なんて読んでるとバカになるから読むな!」って派。でもそれは一般論。良い本は良い。良いビジネス書にもたまに出会う。その時、僕は幸せになる。僕は本書を僕の家庭問題を忘れて楽しく読んだ。
本書のコンセプトは「仕事関連の人生相談:Q&A」である。意識高い系ビジネスパーソンの難問&愚問に楠木さんが答えていくんだ。そして楠木さんの解答の冒頭がすごい。
質問者:「◎◎についてどうすればよいでしょうか?」
楠木さん:「好きなようにしてください」
人生打開の秘策は「うどんを食べて寝る」だと!?
色々な悩みが寄せられる。一流企業に就職すべきか、ベンチャーに就職すべきか。大学は日本の大学がいいのか、海外の大学がいいのか。部下のモチベーションで困っている、等々。それに対する楠木さんの回答が素晴らしいんだ。
質問者:ありきたりなキャリア設計の質問
楠木さん:好きなようにしてください。
(中略)目標や計画を立てたところで、この世の中ではほどんどのことが自分の思い通りにいかないからです。(中略)計画なんて立てたところで、できないものはできない。いくら努力しても、うまくいかないことがある。
(中略)もちろんうまくいかないこともあります。目標がないどころか、何をやっても空回りしてしまう時もある。そういう時は・・・
うどん食って布団かぶって寝ちゃうに限ります。
ソバでもカレーでもカレーうどんでもいいのですが、僕の好みで言えば、うまくいかない時はやっぱり普通のうどん、きつねうどんかたぬきうどんがイイですね。個人的にはマルちゃんの「赤いきつね」を愛用しています。
何もやりたいことが思いつかない時や、うまくいかない時、うどん食って布団かぶって寝られるか、次の日に起きて普通に淡々とやっていけるかどうか。僕はこれがわりと大切な人間の資質だと思います。
よし!うどん食ってビジネスホテルで寝ようとしていると・・・
素晴らしい金言。本書には他にも一流経営コンサルタントならではの「柿ピーー&ピーナッツ問題」という重要な問題提起がされてるんだけど、その話はまた後日。
僕は沖縄でソーキそばを食べビジネスホテルに戻った。さあ寝よう。どのみち人生はなるようにしかならない。運命は神のみぞ知るだ。God only knows。
God only knows。歴史的名盤「ペットサウンズ(ペットの音楽)」の収録曲。このアルバムが完成した時、ブライアン・ウィルソンはみんなに言われたそう。「こんな音楽、誰が聴くんだ?犬か?」って。これね。→(必聴)https://t.co/W5XobJfnVy
— かえるくん地球を救う (@kaerukun777) 2016, 2月 12
その時、僕の携帯電話がなった。僕の奥さんからの電話だ。僕は電話に出た。そして・・・・。
【つづく】
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