トマト、さらに美味しくなるかも? DNAから甘さ・収量を予測する手法が開発
トマト、美味しいですよね。
サラダに入れてもいいですし、焼きトマトにすると甘さが際立ちます。トマト鍋なんてのもありますし、夏場なんて氷水でキンキンに冷やしたトマトをそのままかぶりついたら、もうたまらないほどハッピータイムです。そんなトマトがもう1ランク進化しそうな話題です。
農研機構はDNA情報からトマトの甘さや収量を予測する手法の開発を発表しました。
トマトのDNAをいじるの?遺伝子改変?
DNAと聞くとそんなゾワッとしたイメージも浮かびますが、こちらのアプローチは違います。
甘いトマトは収量が少ない傾向にあり、甘くてなおかつたくさん採れるトマト品種の育成というのは難しい課題でした。しかし、それに挑んだのが、農研機構、国立大学法人東京大学、公益財団法人かずさDNA研究。
DNA解析情報を元にしたコンピューターシミュレーションから、トマトの甘さ・収量を「予測する手法」を開発したわけです。
この手法を用いて、さまざまなトマトの甘さ・収穫・DNA情報を元にシミュレーション。何度か個体の選抜と交配を戦略的に繰り返すことで、甘くて収量も多いトマトを生み出すことができるとしています。
ポイントは苗の段階で実るトマトの甘さや収量が予測できるため、交配させやすいというところでしょう。理想的な交配パターンを早期に算出でき、完成形に到達するまでのプロセスを大幅に縮めることができるのではないでしょうか。
いやぁ、ほんと農業や食はテクノロジーですね。美味しい野菜に感謝と期待を!
さて、最後にトマト好きへのミニ知識をひとつ…
source: 農研機構
(小暮ひさのり)
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