「おっぱい祭り」に見るアメリカ白人の国民性 12日間「Show your tits(おっぱい見せて)」の大合唱

15年間、世界中のカジノを放浪して勝ち続けてきたプロギャンブラーのぶき。「『人生』とは自分軸で生きること、『賭け方』とはこの1時間をどう使うかの戦略だ」と言い切る。世間体から解き放たれ、「スマイル基準」で人生を勝ちへ導く男が語る生き様論。

プロギャンブラー・のぶき「人生の賭け方」〈第15回 「おっぱい祭り」に見るアメリカ白人の国民性 12日間「Show your tits(おっぱい見せて)」の大合唱〉

 前回の記事「死ぬまでに一度は見たい『世界のカーニバル』BEST5」で第1位に輝いた「大人のマルディグラ」、通称「おっぱい祭り」。日本じゃ無名なお祭りだけど、アメリカじゃ一番有名で、クレージーなお祭りとして知られている。

 開催期間は、毎年カーニバルの時期がずれるので、例年2月~3月のどこかの12日間。場所はジャズの発祥の地、アメリカ・ニューオーリンズ。お昼はたんなるパレード。これがもともとのメイン。パレード側が記念品を投げてくれるけど、ガラクタばかり。

 それなのに、両手を拡げて、みんな宝物でも欲するがごとくに「くれぇー! くれぇー!」と大絶叫。すごい盛り上がり♪ こうやって、絶叫して楽しむのがアメリカ流の楽しみ方。日本人だと、もらえるモノの内容によって、絶叫度を変えてしまう。「クール」と思いがちだけど、アメリカ英語でのクールは「冷静な」人じゃなく、「アホなノリできる」人。英語力ない日本人が「冷たい」と「かっこいい」という別個な意味をイコールと勘違いしているだけ。同じ「はし」でも「橋」と「箸」ってくらい別次元な違いなのだ。

 このアホなノリできるとこは「アメリカ人の秀でている」とこ。ノリの良さも、今を楽しむ心も世界最高峰なアメリカという国民性。ストレスをためがちな日本人は、ぜひ見習うべきポイント。

 そして、このお祭りにはパレードだけじゃなく、「大人のマルディグラ」と呼ばれる、裏のメインがある。通称「おっぱい祭り」。場所はメイン通りのバーボンストリート。混み具合が半端ない。深夜2時でも場所によっては、満員電車で駅に着いたがごとく、歩いていないのに体が移動するくらい混む。2階のバルコニーに上がったりして、おもちゃのネックレスをぶるんぶるんと振り回し、

⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1052654

 2階から街を歩く女性へ「Show your tits(おっぱい見せて)」とみんなでアンコールがごとく復唱しだす。理由がなければ、女性だっておっぱいを見せるきっかけがない。男性側はネックレスでおっぱいを見る代価として交渉する。

けど、モロにおもちゃ!

資本主義のお金の価値が、そのままおもちゃのネックレスへ大変身する。つまり、ネックレスを持っているほど、大金持ちとなれる。そう、あなたも大金持ち気分を味わえるチャンス!

おっぱいを見せている雰囲気はこんな感じ

 おっぱいを見せると、空から数十のネックレスが飛び交う。夜空に流星群がごとくで美しい。もちろん、シロート女性の見せてくれるおっぱいは、もっと美しい。

このイキイキとしたお顔♪

道路に落ちたネックレスが、そこら中に散乱。

 ここで、この儀式を真剣に考えてみよう!!!

 飛び交うのは、おもちゃのネックレス。祭りの興奮が冷めやらぬままホテルに持ち帰ってながめ、ハッと気づく。祭りでは高価値だったけど、現実では無価値でただのゴミ。つまり、誰も本気で欲しがっちゃいない。それを「ネックレスのおもちゃあげるから、おっぱい見せて」「おっぱい見せるからちょうだい」という発想が、自由の国アメリカ。そして、みんな本気になって交渉している。

 男性からの交渉だけじゃなく、実は女性からの交渉も多い。

女性「そのピカピカ光っているネックレスちょうだい」
男性「おっぱい見せたらあげるよ」

こんなかわいい女性が♪

こんなきれいな女性が♪

これが世界一のお祭りじゃないなら、どこにもっとすごいお祭りある?

「今を楽しむ」。この点において、素晴らしく優れている国民がアメリカ人。
男性側だって、おっぱいを見たところで実際どうなる訳でもないっしょ。マイアミのビーチへ行けば、モデル級の美人がトップレスになって、おっぱいデェーーンと出しているし。それなのに「もしおっぱい見せてくれたら、おもちゃのネックレスあげるよ」というやりとり。これが本物のネックレスなら価値が生じ、本当のやりとりになってしまう。おっぱい祭りは、たんなるお遊び心というピュアさが存在する。それこそが「大人のマルディグラ」と呼ばれる所以なのだ。

 日本人は「物の購入金額」や「収入」へ視点を置きすぎる。 アメリカ人は「その時間をいかにhappyへできるか」に視点を置く。 アメリカ人からおっぱい祭りを通して学ぶhappyへのコツ。

【happyへは自分のノリ&気持ちしだい】by 人生の賭け方

 もし来年のカーニバル時期まで待てないなら、週末のニューオーリンズへ訪れてみよう。バーボンストリートの奥まで行ってほしい。金・土曜日の夜は、さながらプチおっぱい祭りとなるから。5~10人くらいのおっぱいだろうけど、街行く隣りの女性がいきなり見せてくれるおっぱいの興奮度はマジ半端ないから。

 男性ならおっぱい祭りは「死ぬまでに行くべきとこ」♪ ご臨終のとき、後悔します。マジで♪ そして、ぜひ仕事で疲れがちな日本の宝であるサラリーマンに行って欲しいんです。ストレスをぶっ飛ばし、疲れをぶっ飛ばして欲しいんです。だからこそ、ぜひ紹介したかった。

 ストレス解消し、happyな性格へ変えるためにも、ニューオーリンズ(おっぱい)が君を待っている!

【プロギャンブラーのぶき】※facebookフォロワーさん大歓迎
1971年東京都生まれ。15年間カジノで勝ち続けたお金だけで、世界6周。東日本大震災時、ボランティアのため一時帰国。すると、メディア・講演依頼など各方面から引っ張りだこに。検索「プロギャンブラー」にて独占状態。著書に『勝率9割の選択』(総合法令出版)、『ギャンブルだけで世界6周』(幻冬舎)
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オフィシャルブログ http://blogs.yahoo.co.jp/nobukiaa

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