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トルコ首相 クルド人勢力に強硬姿勢で臨む2月14日 10時04分
内戦が続くシリアで、クルド人勢力がロシア軍の空爆に支援されて事実上の支配地域を拡大しようとしているとして、トルコのダウトオール首相は強硬姿勢で臨む考えを示しました。
シリアの反政府勢力の1つ、クルド人勢力は今月11日、別の反政府勢力が支配下に置いていた北部アレッポ近くの空軍基地を制圧しましたが、クルド人勢力は13日、NHKの取材に対し、トルコから突然、砲撃を受けたことを明らかにしました。
これについて、トルコのダウトオール首相は13日、記者会見で、砲撃はクルド人勢力がトルコ領内に攻撃を仕掛けてきたことへの報復だと説明しました。さらにクルド人勢力は、ロシア軍の空爆に支援されながらトルコの国境周辺の都市アザーズに対しても攻撃を始めたとして、ダウトオール首相は「この地域の民族構図を変えようとする動きだ。クルド人勢力のすべての動きに対して対策を取る」と述べ、強硬姿勢で臨む考えを示しました。
シリアのクルド人勢力について、トルコは国内でテロを繰り返す武装組織と同じテロ組織としているのに対し、ロシアだけでなくアメリカも、両者に直接の関係はないとして軍事支援を続けています。
トルコは、シリアのクルド人勢力が実質的な支配地域を広げることを強く警戒しているとみられ、各国の立場の違いがさらに際立って、緊張が高まっています。
これについて、トルコのダウトオール首相は13日、記者会見で、砲撃はクルド人勢力がトルコ領内に攻撃を仕掛けてきたことへの報復だと説明しました。さらにクルド人勢力は、ロシア軍の空爆に支援されながらトルコの国境周辺の都市アザーズに対しても攻撃を始めたとして、ダウトオール首相は「この地域の民族構図を変えようとする動きだ。クルド人勢力のすべての動きに対して対策を取る」と述べ、強硬姿勢で臨む考えを示しました。
シリアのクルド人勢力について、トルコは国内でテロを繰り返す武装組織と同じテロ組織としているのに対し、ロシアだけでなくアメリカも、両者に直接の関係はないとして軍事支援を続けています。
トルコは、シリアのクルド人勢力が実質的な支配地域を広げることを強く警戒しているとみられ、各国の立場の違いがさらに際立って、緊張が高まっています。