国産ジェット旅客機「MRJ」を開発中の三菱航空機(愛知県豊山町)は12月に予定していた米国での試験飛行を最短で9月に前倒しする。想定外の不具合の発生や機体の作り込みなどに時間がかかり、同社はこれまでに4回納入延期を発表している。数カ月でも遅れを取り戻し、2018年半ばを目指すANAホールディングスへの初号機引き渡しを確実にする考えだ。
森本浩通社長が明らかにした。三菱航空機は試験機5機のうち4機…
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