一日の終わりは足がパンパン。そんな夜は、むくんでゾウの足のようになったふくらはぎをなんとなくマッサージして、「ハイOK」と思っていませんか? 実は、疲れている箇所だけをマッサージしてもあまり効果はありません。
今回は、舞台で体のほぐし方を学んだ筆者が、足が速攻で軽くなるマッサージ法をご紹介します。マッサージは全て座ったまま行ってくださいね。
■1:まずは足先からスタート
足指の付け根の間それぞれに、グーの指が入るようにフィットさせ、足指の付け根から足首までを往復します。10秒間に15回往復できる程度の早さです。足指の間の柔らかい部分を削ぐように、ゴリゴリと行っていきましょう(下画像1参照)。
■2:足首をマッサージ
グーにした指を足首の両脇に置き、10秒間に20回往復できる程度の早さで行いましょう。こちらもマッサージというよりはゴリゴリと、削ぎ落とすイメージです。足首の両脇全体をほぐせるように、左右にずらしながら行うとより効果的ですよ(上画像2参照)。
■3:すねの両脇をマッサージ
始めに内側をほぐします。すねの骨と肉の間に指を入れるように足首から親指を使って押していきます。イタ気持ちいい強さで行いましょう。膝下まで到達したら、外側も同じように行っていきます。外側は、すねのすぐ脇にある、硬い筋肉の部分をほぐすように押しましょう。外側も足首から膝下まで行います(上画像3参照)。
ここまでの手順が終わったら“膝の裏”を強めにさすりましょう。溜まった老廃物を流すイメージです。
■4:凝り固まった太ももをマッサージ
膝を曲げ、太ももの内側が上を向くように座ります(上から見るとひし形のようになります)。右足は右腕で、左足は左腕でマッサージをしましょう。腕を膝の内側に置き、体重をかけながら、付け根まで、グリグリと押していきます。初めのうちはかなり痛みを感じるかもしれません。無理をせず、徐々に慣らしていきましょう(下画像4参照)。
最後に、太ももの付け根を強くさすります。
マッサージは全て足先から上に向かって行ってください。膝の裏と太ももの付け根には、大きなリンパ節があります。マッサージ後にさすることにより、老廃物を流す作用があるので必ず行ってください。
むくみと疲れが一気に取れるマッサージ、ぜひ試してみてくださいね。
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