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謎の深海生物ダイオウグソクムシが脱皮!! 鳥羽水族館で国内初 動画撮影にも成功
鳥羽水族館(三重県鳥羽市)で13日、飼育中の深海生物「ダイオウグソクムシ」の脱皮が国内で初めて確認された。同館は脱皮時の動画撮影にも成功しており、ホームページで「謎に満ちたダイオウグソクシの習性を明らかにするデータのひとつになるのでは」と期待を寄せている。
同館のホームページなどによると、脱皮を確認したのは雄の「No.5」(体長約25センチ、体重約1・2キロ)と呼んでいるダイオウグソクムシ。正月ごろから徐々に体の前半分の白化が進行し、脱皮の兆候とみて観察していた。12日午前7時半ごろ、見回りに来た飼育スタッフが、体の後半部の脱皮に気が付いたという。
同館では、平成19年9月にメキシコ湾の海底800メートルで捕獲されて入館したダイオウグソクムシに「No.1」と名付けて飼育。5年以上の絶食記録を残して26年2月に死んだ。
水族館が死後まもなく解剖したところ、体内から正体不明の液体を検出。液体からは菌も発見され、食べなくても生きていける長寿に関係した“夢の酵母”の可能性があるとして話題になった。
今回脱皮が確認された「No.5」も24年12月以降、3年以上の断食を続けているという。
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