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在韓米軍が迎撃ミサイル部隊を追加展開
2月13日 20時06分

在韓米軍が迎撃ミサイル部隊を追加展開
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韓国に駐留するアメリカ軍は、北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイルの発射を受けて行っている訓練の一環として、韓国国内に迎撃ミサイルの部隊を追加で展開させたと発表し、北朝鮮の新たな挑発をけん制するため韓国軍との連携を強化していく姿勢を示しました。
韓国に駐留するアメリカ軍は13日、北朝鮮が今月7日に事実上の長距離弾道ミサイルを発射したことを受けて行っている訓練の一環として、ソウル近郊のオサン(烏山)にある空軍基地に、迎撃ミサイル「PAC3」などを装備した部隊を追加で展開させたと発表しました。
韓国に駐留するアメリカ軍は、すでにPAC3を装備した部隊を韓国国内で運用していますが、今回の措置について、「国際社会の意思に反する北朝鮮の持続的な弾道ミサイル開発に対し、効果的なミサイル防衛の必要性が要求されている」と説明しています。
また、「今回の任務はアメリカと韓国の同盟の強力な力と朝鮮半島の安定維持のための両国の意志を見せるものだ」と強調しています。
アメリカは最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」を韓国駐留のアメリカ軍に配備する可能性について、韓国と公式協議に入ることも決めていて、今回の措置についても、北朝鮮の新たな挑発をけん制するため韓国軍との連携を強化していく姿勢を示したものです。

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