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インドネシア テロから1か月 ISと国内過激派に接点か
2月14日 4時36分

インドネシアの首都ジャカルタで4人が死亡、26人がけがをしたテロ事件から14日で1か月となります。警察は、過激派組織IS=イスラミックステートと国内の過激派を結ぶテロのネットワークが事件の背後にあったとみて、関係者とみられる21人を逮捕し、捜査を進めています。
先月14日、インドネシアの首都ジャカルタの中心部で男らが爆弾を爆発させたあと銃を乱射して、4人が死亡、26人がけがをし、過激派組織ISのインドネシア支部を名乗る組織が犯行を認める声明を出しました。
警察はISの戦闘員として、シリアで活動するインドネシア人の男が首謀者とみて、この男から資金を受け取ったなどの疑いで、これまでに21人を逮捕しました。
その中には、ISを支持するインドネシアのイスラム過激派組織「東インドネシアのムジャヒディン」のメンバーも含まれ、警察はISと国内の過激派を結ぶテロのネットワークが事件の背後にあったとみて捜査を進めています。
インドネシアではISに参加しようと、500人以上が中東に渡ったとみられ、一部はすでに帰国していることから、インドネシア政府は治安当局の権限を強化する法改正に着手するなどして、テロの再発防止に全力を挙げています。

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