(聴く必要は無いけど、一応…)
個人的に好きだった。「うしおそうじ」さんと、「川内康範」先生の描く世界観が好きだった。
とりわけ、川内先生の「レインボーマン」、「ダイヤモンドアイ」が好きだった。ダイヤモンドアイなんて、今思えば、キチガイ!外道!くたばれ!等の放送禁止コードのオンパレードだったな。再放送しないかな…ないない!(笑)
さて、表題に戻り、「宇宙猿人ゴリなのだ」の歌…
このドラマは、初めは「宇宙猿人ゴリ」として放映された。
俺はガキながら「敵役を主人公にするなんて、斬新じゃん!」とテレビ局(フジテレビだったかな?)の勇気を称えたが、その舌の根の乾かぬ内に「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」と番組名が変遷し、最後には「スペクトルマン」というタイトルになってしまった。当時から迷走してたのね?フジテレビ(笑)。
そんな番組なので、テーマ曲も見事に破綻している。
「惑星Eから、追放された。その悔しさは忘れはしない。宇宙を旅して目についた、地球を必ず支配する」が1番で、
「自分の理想と目的持って、強く生きてるそのハズなのに、宇宙の敵だと言われると、身震いするほど腹が立つ」が2番だったかな。
これらの歌詞の後に「私は科学者 宇宙猿人 ゴリなのだ~」と続く。
理想と目的持って強く生きるヤツが、「たまたま目についた」として地球を支配しようとするか?
大体、「必ず支配する」と宣言する地球だけど、それはアンタ、「たまたま目についた」だけでしょ。行き当たりばったりなこと、バレバレじゃん(;´Д`) それでホントに科学者なのか?!
2番を援用するまでもなく、1番の段階で破綻しているんだよ。大体、「宇宙猿人ゴリなのだ」って、アンタ、「バカボンのパパ」かよっ!
そんなガキでも気が付くような破綻を歌うなんて、アンタ、サル並みの知能しかないのかい?。。。スマン、猿だったわ。
当時流行ったんだろうな…「猿の惑星」、そのパクリ感満載で、香ばしい作品だった。
(聴く必要は無いけど、一応…)
変な歌ついでに、この歌も、ガキ時代に聴いた時、「(;´д`)トホホ」となった。
「自転車を走らせて、灯台をまわり、ギラギラの砂浜を私はかけていく。
麦わら帽子を投げ捨てて、真っ白なドレスを脱ぎ捨てて、
私は人魚に変わっていく、真夏の人魚に変わっていく。
誰かに見られたら、突然見られたら、どうしたら、いいのでしょう。
どうしよう。ど~うしよ~う」
自転車で走ってたらいつの間にか砂浜をかけてるって、適当過ぎじゃん。
第一、自転車に乗るなら、ドレスなんて着ないじゃん。
まぁ、人魚に変身するのは、「そういう設定」だから、いいけどさ、
変身するのを見られて困るなら、変身せざるを得ない状況について、
説明しておくべきじゃないのかい?
なんだよ、最後の「どうしよう」の連呼は~(;´Д`)
ガキながらも「???」満載の歌だった。
小林美樹さんっていったっけ?歌手…
嫌だっただろうな。これ、歌うの。
作詞は天下の「阿久悠」、「おい、こんな女の子のデビュー曲に、『やっつけ』で歌詞、書いてんじゃねえよ」ってガキながら思ったものだった。ちょっぴりだけど(笑)
俺が、カラオケに行って、例えば、親兄弟を人質にとられて、「人魚の夏」を歌え!って命令されたら、仕方なく歌うけどさ…って小林美樹さん、ごめんよ。知らないけど(笑)
これは、1作目の「宇宙戦艦ヤマト」の敵役、「ガミラス帝国」のデスラーだ。
「機動戦士ガンダム」は地球連邦と「ジオン公国」とのモビルスーツによる戦いを描いたが、俺が感心したのは、ジオン公国なりの「正義」についても描写しており、かかる意味で、正義と悪の「相対化」を示していたことだ(因みにガンダムシリーズ、俺は第1作のいわゆる「ファーストガンダム」しか視ていない。シードとかWとかは視たことがないので、ガンダムフリークたり得ない)。
これに対して、宇宙戦艦ヤマトは、正義と悪がはっきりしている(少なくとも1作目においては)。ガミラスは絶対的な悪として登場するガキにも判り易い構図だ。
その総統たるデスラーがヤマトに色々と挑発的(まぁ、ぶっちゃけお人好し、フレンドリー…笑)な言葉を色々と掛けてくるのだが、いつもの出だしが、
「フッフッフッ ヤマトの諸君、元気かね 私はデスラー総統だ。。。」
なのだが、ガキながらに「おかしいんじゃねぇ?これ」と思ったものだ。
「デスラー総統」という呼称は自分から名乗るものじゃないじゃん。せいぜい、言うなれば「私は総統のデスラーだ」じゃんか!じゃあ、なにかい、首相が国民に「私は田中首相だ」とか言うのかい?言わないだろ。
まぁ、「だからなんだ?」と言われたら、「あの~その~」程度の話である。どうもすいませんでしたっ!(; ・`д・´)
そう言えば、映画の宇宙戦争とかでも、宇宙人が地球人に向かって「我々は宇宙人である」とか言うけど、それもおかしいよなぁ…
自分の出自を名乗るなら「我々はポキール星人である」とか言うよなぁ。宇宙人という言葉は地球人が相手を呼称する呼び名であり、当の相手が自称するものではないよな。。。キリが無いのでこの辺でm(__)m
…しかし、バレンタインデーに書くような内容じゃないなぁ…これ(笑)
前回の続きを書く。
共同生活は、「年長さん」、「サラリーマン」、「角刈り」、そして俺の4人で始まった。
「年長さん」は、単に一番年長だったから、「サラリーマン」は、こんな飯場にいるのが不似合いな雰囲気のヒトで、髪型だって七三だったし、「角刈り」はその名の通り角刈りのおっちゃん。
リーダーは年長さんだ。
共同生活をする上でのルールは
1 自分から過去の話をするのはいいけど、相手から過去の話は訊かない
2 風呂は19:00
3 門限は0時まで
その3つだけだった。
確かに「触れられたくない過去を持つ人間じゃなきゃ、年末年始、こんなところにいないよな…」というわけだ。
俺も訊かれたくないし、自分の過去を話す気も無かったので、1番目のルールはありがたかった。
でも、みんな人恋しいんだろうな。
食事はそれぞれ自由に食べたが、一緒になって食べた。
夜は、ビールとか飲みながら、プロ野球や芸能ニュースなどの他愛の無い話をした。
そのうち酔いが回ったのか、サラリーマンが、事業に失敗したこと、借金を抱えていることを話し始めて、目に涙を浮かべてたのが印象的だった。
「ヒトに言えないツラいことをずっと胸に貯めてたんだろうな…」、そう思いながら、彼の独白を聞いていた。
俺は酒を飲むとすぐに真っ赤になるものの、絡んだり、気が大きくなったり等の「酔っ払う」ことができない。だから、介抱することはあっても、介抱されたことはない。
却って、サラリーマンみたいに、酔っ払えるヒトが羨ましかった。
食事と酒盛り以外は、買い出しに出かけたり、年長さんが持っているポータブルテレビを視ながら、めいめい、自由に過ごした。
20時になったので、お風呂に入った。一番風呂は年長さんで、年齢順で行けば俺が一番遅い順番だが、職場では俺が一番古株だし、他の2人がお風呂に入ろうとしないのだから、「問題ない」、そう思って湯船に浸かった。
寒い時期のお風呂は、「癒されるわ~」とゆったりしている時、誰かが脱衣所に入ってくる音がした。
「エッ!(;゚Д゚)」っと思った。
確かに、飯場に併設されている風呂、一度に3~4人は入れるが、ここで生活しているのは4人なんだから、風呂は一人づつだろう。それ位は「暗黙の了解」だろうと思っていた。