映画「オデッセイ」メイキング。乾いた大地はこうして作られた
もはやVFXで作れないものはない!?
約100年前にアインシュタインによって予言された「重力波」が検出されるなど、いま最も熱い研究分野の「宇宙」。その宇宙の中でも、火星は人類が移住可能な星ではないかとして探査計画が勧められています。
そして火星にたった1人取り残される恐怖を描き切った、現在好評上映中の映画「オデッセイ」。そのオデッセイで、どのように赤く乾ききった火星の映像を作ったのかがひと目で分かるVFXメイキング映像が公開されています。
ベースとなる地形に山や岩を置き、火星らしく色を整えて…。おお、最新のVFXってここまでできるんですね! スタジオで行なった人物のアップ撮影も、背景に山脈や火星らしい空を描くことであっという間に火星での撮影に早変わり。VFX技術の発展には、本当に目を見張ります
今の技術なら、月面への着陸動画くらいスタジオでらくらく作れるんだろうな…ゴクリ。
source: YouTube
(塚本直樹)
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