ディズニーの3年連続チケット値上げは「高い」のか!?サービスの本質について考えてみた!

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どうも、Satoru(@fatherlog)です。

ディズニーといえば、友だち同士・カップル・家族連れなど皆から愛される人気テーマパーク

そんな夢の国ディズニーが、2016年4月1日よりまたもチケット代を値上げするというニュースが流れました。

これで3年連続の値上げとなり、ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドのかなり強気な姿勢が顕著となりました。

この値上げに関してチケット代が「高い」という声が多いですが、本当にチケット代は「高い」のでしょうか。

今回はディズニーのチケット代から考えるサービスの本質について、ぼくなりの意見を書きます。

値上げ後のチケット代は?

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改定後の主なチケット価格は以下のとおりです。

 券種 区分 現行価格 改定価格
1デーパスポート 大人
(18歳以上)
6,900 7,400
中人
(中学・高校生)
12〜17歳
6,000 6,400
小人
(幼児・小学生)
4〜11歳
4,500 4,800
2デーパスポート 大人
(18歳以上)
12,400 13,200
中人
(中学・高校生)
12〜17歳
 10,800 11,600
小人
(幼児・小学生)
4〜11歳
8,000 8,600
シニアパスポート  6,200 6,700
ディズニーランド
年間パスポート(大人・中人)
59,000 63,000
2パーク
年間パスポート(大人・中人)
 86,000 93,000

「1デーパスポート」(大人)では、現行の6,900円から7,400円となり、500円の値上げとなります。

「シニアパスポート」も500円の値上げとなり、対象年齢を60歳以上から65歳以上に引き上げるとしています。

また、平日の18時以降に入園可能な「アフター6パスポート」や休日15時以降に使用できる「スターライトパスポート」の価格は据え置きとなりました。

 

新たな投資で更なるクオリティの向上を図る

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今回チケットの値上げしたオリエンタルランドは、以下のように説明しています。

当社では、今後も、テーマパーク価値向上に創出されたキャッシュを、ハード、ソフトの両面に投資し、更なるクオリティの向上を図ることで、ここだけでしか体験することができない魅力に満ち溢れた世界で唯一のテーマリゾートを目指し、更なる成長をしてまいります。

今後ディズニーでは東京ディズニーランドのファンタジーランド再開発や東京ディズニーシーの新エリア建設など大規模な投資計画があります。

今回のチケット価格改定により得た新たな収益を、新しいアトラクションなどの設備へ投資として回し、更に価値あるテーマパークを作っていくわけです。

 

値上げすると当然出てくる「高い」理論

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値段が上がるということは、ディズニーに行く客にとっては金銭的負担が増えるので、当然反対意見が出てきます。

「また値上げかよ」「貧乏人はいけない」とか「夢の国の値段は現実的」とかさまざまな不満の声が上がっています。

では、いわゆる夢の国であるディズニーで楽しむ為に入園料として払うパスポート価格はいくらくらいが適正なんでしょうか。

 

世界のディズニーパスポートの価格を比較

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世界5カ所にあるディズニーのパスポート価格をピックアップしてみました。

場所 現地価格 日本円換算 比較
東京 6,900円 6,900円
フロリダ $105 約11,900円 +5,000円
カリフォルニア $99 約11,200円 +4,300円
香港 HK $539 約7,800円 +900円
パリ €69 約8,800円 +1,900円

(価格や換算レートは記事作成時のものを使用)

比較してわかるのが、われわれ日本の東京ディズニーリゾートのチケット代が一番安いんです。

円安という背景があるかもしれませんが、いずれにせよ世界的に見てもかなり安いことは事実です。

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ディズニーの質が高いサービス

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ディズニーに足を運んだ人は分かると思いますが、テーマパーク内での全てにおいてサービスが行き届いています。

詳細な部分まで作り込まれた世界観や演出、徹底的に教育されたキャストによるおもてなしやサービス、その全てにおいて質が高いと感じませんか。

質が高いサービスを提供しているので、ディズニーの顧客満足度は高いんです。

ディズニーで遊び終わって出た後に、まず最初に

「あーチケット代高かったな。」

って思う人ってあんまりいないですよね。

むしろ、

「あー楽しかった!また来たいっ!」

と思う人の方が絶対的に多いはず。

それは、その人がディズニーのテーマパーク内でチケット代と引き換えに質の高い以上のサービスを受け、自分自身の満足感が得られたからです。

そう思う人が多数いるから、あれだけの人が訪れ混雑するんです。人気無かったら混雑なんて絶対しません。

 

「サービス」は相対評価されるべき

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では、何を基準にチケット代が「高い」と言っているのでしょうか。

人が言う「高い」というのは、以前のチケットの値段と比べて「高い」という絶対的な視点からみた評価です。数字が500(円)大きくなったので、ただ単に「高い」というイメージを先行して持ってしまいます。

しかし、本来「サービス」というのは相対評価されるべきだと思います。

「価値あるモノに対しては、その対価としてそれ相応のお金を払うべき」

なんです。

我々日本人はこの”大前提の考え”を忘れているように感じます。

身の周りは「激安」サービスが溢れ、何でも「無料」を良しとする。

このような状況に囲まれて毎日生活しているので、どうしても「安けりゃいい」という感覚が身についてしまうんだと思います。

 

サービスは無料じゃない!

「これサービスなんでよかったらどうぞ!」って具合に何かおまけをもらった経験ってないですか。

ぼくが思うにこういうサービスっていう言葉の使い方がよくないんですよね。「サービス=無料」っていう使い方。

米国ではサービスがよければそれ相応のチップを払いますよね。やっぱり価値あるサービスにはそれ相応の対価を払うべきなんです。日本にはチップ文化がないので、そのような感覚がそもそも芽生えないのかもしれません。

 

目先の値段で判断しないで価値を考える!

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自分の中で価値があると思ったモノにはお金は惜しまない方が良いです。

それは「高い」んじゃなくて、その人にとってはその値段を払う「価値」を感じているんです。

極端な話、ディズニーのチケット代が「高い」って思うなら行かなきゃいいんですよ。本当に価値がわかる人は、値上げしても行くってなります。

そのような価値が分かる人が多くいて顧客満足度が高いからこそ、オリエンタルランドは価格改定という舵をきれたんだと思います。

客の満足度を高めることこそサービスの本質です。

目先の値段で判断することなく、そのサービスの本質についてこれからは考えていくべきだし、そういう時代になっていきますよ。

そう考えたら、今回のディズニーのチケット値上げは決して「高くない」とぼくは思います。もう少しあげてもいいんじゃなかなって思ってるくらい。

1人のディズニーファンとして、これからもっと満足なテーマパークが完成することが楽しみです!

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ABOUTこの記事をかいた人

30代に突入した1児の父。 幼少期の子どもと過ごす時間を大事にしたいとの思いから激務であった建設業界を離れ、現在は田舎でワークライフバランスをモットーにした生き方を目指しています。 Apple製品、ガジェット、テック関連成分多めです。子育てや自分のライフスタイルについても情報を発信していきます!