2016-02-14

不細工な友人との旅行

高校時代の友人である自分の家より金がない容姿が醜い男から急に電話がかかってきて、旅行をしないかと自分に話してきたのだった。

彼はMARCH文学部に通っているわけだけど、自分よりも友人はいないようだ。

いや、大学生になってからは0人な雰囲気だ。

自分も、彼も高校時代に友人はまともに居なかった。

自分高校時代から持病の薬の副作用で顔の皮膚は吹き出物やら膿やら凹凸でめちゃくちゃで、顔が腫れ上がり、全体的に容姿が醜い。

彼もそれに匹敵するかしないか程度に容姿が悪いので仕方なく2人でいたのだ。

考えてみたら、自分はこの男が好きではない。

思想趣味も合わない。

彼は自民党軍拡が好きで、ついつい自分高校時代に「お前のような醜男軍隊が守るか」と醜い顔をできる限り見ないようなしながら説教したことがあった。

お互い容姿が醜いがゆえに形成された人格の一部が一致する程度だ。

自分容姿がよければ、すぐさま彼との付き合いはやめる。

彼を見ていると女が自分を愛さな理由がわかる。容姿が醜いから 以上。

旅行の予定は自分が立てた。

高松まで新幹線で行かなければいけないのだけど、どこで在来線に乗り換えるかという質問に「神戸」とか言ったので呆れた。

他にもわざと自分は「のぞみ138号」が何時に東京に着くのかを彼に聞いた。

インターネット接続されたパソコンを弄っているのに彼は答えられなかったことに腹を立てた。

この程度で怒るのは、彼が容姿が醜いからだろう。

容姿が良い女なら自分は許していたに違いない。

世の中はこういう原理で回っている。

最悪なのは、彼に負けず自分容姿が醜い男であることだ。

まり自分が彼のようなことをすれば、男をイラつかせるということだ。

まぁ、旅行は楽しみではないかといえば嘘になる。

旅先での食事景色が楽しみで決して彼と行くことは決して楽しみではない。

この旅は如何に自分容姿の醜さが、人をイラつかせるのかということを同じレベルの男と一緒にいることで自覚することが出来そうだ。

容姿が良くなりたい。

いろいろと最悪だ。

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