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映画『INTERSECTION』「わかれ路」<1994年:アメリカ>

ATTENTION:T's Theaterでは映画作品のあらすじだけでなくストーリーのネタバレ結末まで記載しています。映画レビューはストーリーの下方にあるので映画をご覧になっていない方はお気を付け下さい。

映画「わかれ路」のあらすじ,ネタバレ,レビュー

作品データ

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原題:

INTERSECTION

邦題:

わかれ路

原題訳:

人生の分岐点

製作年:

1994年

製作国:

アメリカ

上映時間:

ジャンル:

ロマンス ドラマ

監督:

マーク・ライデル

主演:

リチャード・ギア シャロン・ストーン ロリータ・ダヴィドヴィッチ

あらすじ

この映画の主人公、ビンセント・イーストマンは建築家。妻と一緒に会社をやっているが夫婦間は巧くいっていない。彼は別の女性と付き合うがそちらの方も巧くいかない。彼は悩んでいた。果たして彼はどちらの女性と結ばれるのか。しかし運命は別の方向へと転がっていく…。

主要登場人物

Main Cast:メインキャスト:役名:
Richard Gereリチャード・ギア妻と恋人との間で揺れる建築家ビンセント・イーストマン
Sharon Stoneシャロン・ストーンビンセントの建設会社に勤める彼の妻サリー・イーストマン
Lolita Davidovichロリータ・ダヴィドヴィッチビンセントの恋人でジャーナリストのオリヴィア・マーシャク

アカデミー賞

Winner:受賞:
Noneなし
Nominee:ノミネート:
Noneなし

スタッフ(製作・監督・脚本・撮影・音楽)

Producers:製作:
Bud Yorkinバッド・ヨーキン
Mark Rydellマーク・ライデル
Director:監督:
Mark Rydellマーク・ライデル
Writers:脚本:
David Rayfiel
Marshall Brickman
Cinematographer:撮影:
Vilmos Zsigmondヴィルモス・スィグモンド
Original Music:音楽:
James Newton Howardジェームズ・ニュートン・ハワード

キャスト・出演者

Cast:キャスト:役名:
Richard Gereリチャード・ギア妻と恋人との間で揺れる建築家ビンセント・イーストマン
Sharon Stoneシャロン・ストーンビンセントの建設会社に勤める彼の妻サリー・イーストマン
Lolita Davidovichロリータ・ダヴィドヴィッチビンセントの恋人でジャーナリストのオリヴィア・マーシャク
Martin Landauマーティン・ランドービンセントの会社の共同経営者ニール
David Selbyデヴィッド・セルビーサリーの恋人“パンケーキマン”リチャード・クォリー
Jenny Morrisonジェニファー・モリソン(ジェニー・モリソン)ビンセントとサリーの一人娘ミーガン・イーストマン
Ron Whiteロン・ホワイトチャーリー
Matthew Walkerマシュー・ウォーカー外科医
「わかれ路」トレーラー

ストーリー・ネタバレ

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男が車を飛ばしているととある交差点に差し掛かった。その交差点には他の車がエンコしていて前からは大型トラックが。これが正に男のわかれ路…。

42歳建築家のビンセント・イーストマンには16年連れ添った妻サリーとバレエが趣味の娘ミーガンがいた。ビンセントは共同経営者のニールと共に建築会社を営みサリーはそこで働いていた。長い夫婦生活で彼らのフレッシュな時は失われて“何か”を探し求めていたデヴィッド。ふとオークション会場を訪ねたことから彼はジャーナリストの女性オリヴィア・マーシャクと出会い恋に落ちるのだった。

オリヴィアは直ぐにビンセントが妻子持ちだと気付いた。ビンセントはと言うと隠していたのも悪気があったわけではない、ただ言わなかっただけ。次第にビンセントの中でオリヴィアの占める領域が広くなっていった。

妻サリーにもオリヴィアのことが直ぐにバレでしまった。極端に責めるでもなく、またヨリを戻したいという態度でもないサリーにホトホト嫌気がさしたビンセントは家から出て行ってしまった。

オリヴィアと一緒に住むのか?その為に2人で家を建てようと考えて業者を呼ぶもののビンセントは断りを入れた。煮え切らないビンセントの態度にオリヴィアの態度も幾分か変わっていったのだ。

妻と娘と共にパーティに出かけたビンセント。その会場に飛び入りでオリヴィアがやって来たのだ。酔っていた彼女は場違いなことを言い出してしまい、その事によりビンセントの態度も幾分か硬化してしまう。そのパーティがサリーとオリヴィアの初対面となった…。

それから暫く街を離れて遠くに車を飛ばしてやって来たビンセント。“もうやっていけない。自分のような面倒くさい男ではなく違う男を探せ”と手紙を書き投函しようと寄った先で牛乳配達の男と孫娘を見たビンセント。その赤毛の女の子にオリヴィアを重ねたビンセントがいた。

手紙は投函せず内ポケットにしまい突然オリヴィアに電話をかけたビンセント。不在だった彼女に“吹っ切れた。一緒に暮らそう!”という留守電メッセージを残して家に向けて愛車を飛ばすビンセント。様々なことが脳裏を駆け巡りアクセルを踏み続けるビンセント。

彼は人生のわかれ路に差し掛かった。前には交差点があり車がエンコしている。このスピードではブレーキを踏んでもぶつかってしまう。アクセルを踏み込みやり過ごそう!そう思った時に対向車線から大型トラックが現れた!ブレーキを踏んだビンセント。車は制御不能になり回転して畑へ突っ込んだ…。

トラックの運転手やエンコした車の人達などにより救急車が呼ばれてビンセントは病院に運ばれた。そして直ぐさま病院スタッフからビンセントの会社に電話が行き、それを取った妻サリーは病院へと向かった。また、ビンセントの留守電メッセージを聞いたオリヴィアは、彼が来なかったのことで店を出て車で走っているとビンセントの事故車を見つけた。彼女もまた病院へ…。

結末・ラスト

結局ビンセントは助からなかった…。それをニールと共に聞いたサリーは泣き崩れてしまうのであった。病院スタッフからビンセントの所持品を受け取ったサリー。所持品は財布と時計、そしてオリヴィアに宛てて書いたビンセントの手紙。その手紙を見たサリーの思いとは…。

病院にやって来たオリヴィアと対面するサリー。彼女は手紙を渡すことはなかった。オリヴィアが去った後に手紙を破り捨てたサリーの気持ちは…。

ストーリー・ネタバレはクリックミー(ページ上部へ移動)

レビュー・感想・解説・評価

18年ぶりに鑑賞、そしてリレビュー。まずは1998年のtoikunの感じた思いを…。

ロマンス映画なのかな。はっきり言ってこれは、リチャード・ギアの映画だ。彼がビンセントのどこか繊細なところを巧く演じている。とはいえ、彼はそのような哀愁を漂わせていると思う。大スター、シャロンストーンも出演しているが特筆すべきものはない。マーティン・ランドーでてます。物語は単純な一直線ではなく、「パルプ・フィクション」の様な演出をしている。また、たびたび機械仕掛けの(当たり前か)時計がでてくる。個人的にあまり意味がないような…。終わりの方で、題にもなっている“わかれ路”がでてくる。巧いなぁ。こういうの、好きです。

さて、今年2016年だよー☆ととても明るく言葉を発することが出来ない内容の今作

「黄昏」でアカデミー監督賞にノミネートしたマーク・ライデル監督作品。彼には他に「11人のカウボーイ」、「フォー・ザ・ボーイズ」という監督作品がある。

・何故かアカデミー賞には縁がないリチャード・ギアが浮気をしてしまう建築士を巧みに演じる。42歳という設定だが彼がメガネをかける時は何時も鼻眼鏡の印象がある。42歳にしては早すぎない?「プリティ・ウーマン」「プリティ・ブライド」「真実の行方」「レッド・コーナー 北京のふたり」「ジャッカル」など。

・「カジノ」のオスカーノミニー、シャロン・ストーンが妻を演じる。toikunにとって彼女は悪女。ニコール・キッドマンv.s.シャロン・ストーンてイメージ。あぁフランス映画「悪魔のような女」のハリウッドリメーク「悪魔のような女」も怖かったですし。他に「アンツ」で声優しています。今んところレビュー作はこれだけ。90年代は結構見てるんだけどねぇ…。

・チョット軽そうな(!?)ジャーナリストを演じるのはロリータ・ダヴィドヴィッチ。意識して見るのは今日が初めてだ。作品としては「JFK」と「タイ・カップ」を見たことがある。

・共同経営者のニールを演じたマーティン・ランドーはティム・バートン監督作品、主演ジョニー・デップ「エド・ウッド」でアカデミー助演男優賞を受賞している名優。最近は「訣別の街」で判事をしていたのを見た。最近っても作品自体は1996年製作だが…。

・娘役ジェニファー・モリソンは今作が劇場用長編映画デビュー作品。「恋のクリスマス大作戦」ではチョット…な元カノさんだった。他に「Mr.&Mrs.スミス」など。

さてとレビューをチョットだけ付け加え!

全く内容を覚えていなかったんだけれども、最後まで見たらチョット意識の中から掘り起こされてきた。前のレビューにあるとおり確かに時計が多く映されたなぁ。これは作中で“前後”が多々現れるのでそれを意味してのものだろう。監督ライデルがウェートを置きたかったのであろうが何も感じなかったtoikun。逆にウゼェ!って思った程。

で、作品内容とは関係なく脱線するのだけれども、作中に出てくる赤毛の女の子がどうも日本のリチャード・ギアが出演するCMを思い起こさせた。飲料のCMだよね?確かアレは男の子?デジャビュー!デ・ジャ・ヴ☆

何時もは主演を食ったり主演として掻っ攫うシャロンだけれども今作では添え物感が半端なかった。ラストで手紙を破り捨てるシーンがフォーカスされるが一助演て感じ。別にシャロンじゃなくても良かったと思える役だった。あぁ、もったいねー。

前回のレビューでも言っていますが、リチャード・ギアの映画です。それ以外の何物でもなく、彼だけが魅せてくれるドラマ作品だ。

2016/02/14

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