PowerShellの使用方法
PowerShellの起動方法
Windows XP
「スタート」-「すべてのプログラム」-「Windows PowerShell 1.0」-「Windows PowerShell」
Windows 7
「スタート」-「すべてのプログラム」-「アクセサリ」-「Windows PowerShell」-」-「Windows PowerShell」
PowerShellの終了方法
「exit」を入力し[Enter]
エイリアス
■エイリアスの確認
Get-Alias |
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■自分でエイリアスを作成
New-Alias エイリアス名 コマンドレット名/関数名 |
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実行ポリシー
■悪意あるスクリプトを防ぐため「実行ポリシー」がある
■デフォルトは最も高いセキュリティである「Restricted]
- 対話型プロンプトにおけるコマンドレットの実行は可能だが、スクリプトファイルは実行できない
■「実行ポリシー」は、「Remote Signed」が適切
Restricted
- デフォルトの実行ポリシーはRestrictedになっている。PowerShellはロックされ、コマンドは対話的にしか入力できないようになっている。PowerShellスクリプトを実行することは許されていない。
All Signed
- 実行ポリシーがAll Signedに設定されている場合、信頼できる発行元によって署名されたスクリプトのみ、実行することが許される。
Remote Signed
- 実行ポリシーがRemote Singedに設定されている場合、ローカルで作成されたあらゆるPowerShellスクリプトを実行することが許される。リモートで作成されたスクリプトは、信頼できる発行元が署名したものしか実行できない。
Unrestricted
- 名前が示すとおり、Unrestrectedは実行ポリシーに関するすべての制約を取り除く。
■現在の「実行ポリシー」を確認
Get-ExecutionPolicy |
---|
■「実行ポリシー」を「RemoteSined」に変更
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned |
---|
※「Windows Vista」「Windows 7」でそのまま実行すると、下記メッセージが出て、変更できません。
Set-ExecutionPolicy : レジストリ キー 'HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\PowerShell\1\ShellIds\Microsoft.PowerShell' へのアクセスが拒否されました。 |
PowerShellを起動する際に、右クリックして「管理者として実行」をクリックすれば、変更ができます。
※常に管理者として実行したい場合
①Powershellのショートカットを作成。
②作成したショートカットを右クリックしてプロパティ
③「ショートカット」-「詳細設定」
④「管理者として実行」にチェックを入れる。
スクリプトの実行方法
■スクリプトの拡張子は「.psl」
■複数の引数を渡す場合、引数の間はスペースで区切る
C:\sample.psl 10 20 |
---|
C:\sample 10 20 |
■カレントディレクトリの場合でも相対パス表記「.\sample.psl」「.\sample」が必要
■「環境変数」に設定画面でPATHに「;.\」を追加すればカレントディレクトリにあるスクリプトはファイル名のみで実行できる
システム変数の編集 |
変数名:PATH |
変数値:C:\WINDOWS\System32\WindowsPowerShell\v1.0;.\ |
ダブルクリックでPowerShellスクリプトを実行できるようにする
①スクリプトのショートカットを作成する
②ショートカットを右クリックし、「プロパティ」
③「ショートカット」タブの「リンク先」を下記の例のように記述
powershell C:\ps1\Registry.ps1 |
※スクリプトの実行結果を画面で確認したい場合には、下記のように記述
powershell -noexit C:\ps1\Registry.ps1 |
④ダブルクリックすれば、スクリプトは実行されます。
※「Windows Vista」「Windows 7」の場合は、右クリックし、「管理者として実行」する必要があります。
- 最終更新:2012-04-27 19:30:34