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砂浜に死んだクジラ 高速船と衝突か 神奈川
2月13日 17時17分

13日午後、神奈川県小田原市の砂浜に体長およそ15メートルの死んだクジラが流れ着いているのが見つかりました。1週間前、伊豆大島の沖合で高速船がクジラとみられる生き物に衝突する事故がありましたが、専門家は「船と衝突して死んだ可能性も否定できない」と話しています。
13日正午すぎ、小田原市酒匂の相模湾の砂浜に「クジラが打ち上げられている」と警察に連絡があり、警察官が駆けつけたところ、波打ち際で死んだクジラが見つかりました。
クジラは体長およそ15メートルのマッコウクジラで、地元の水族館によりますと、背びれや尾びれに船のスクリューなどで切られたような傷があり、死んでから数日がたっているとみられるということです。
現場から南東におよそ65キロ離れた伊豆大島の沖合では、1週間前の今月6日、静岡県から伊豆大島に向かっていた高速船がクジラとみられる生き物に衝突し、航行できなくなりました。
死体を調べた新江ノ島水族館の獣医師寺沢文男さんは、「傷の状態や死んでからの日数を考えると、船と衝突して死んだ可能性も否定できない」と話しています。

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