今季、攻撃を活性化させる役割を期待されているブラジル人FWロマリーニョ(22)。1994年米国W杯MVPにも輝いた元ブラジル代表FWロマリオ氏(50)の息子としても注目を集めている。初の海外移籍とあって、不慣れなことも多い中、積極的に日本文化を吸収しようと努力。さらに、将来の日本代表入りを希望した。宮崎キャンプ中のチームは12日、西都市での練習を打ち上げ。13日からは宮崎市で更なるレベルアップを目指す。(構成・古川 浩司)
【写真】北陸新幹線に乗り、金沢入りしたツエーゲンのロマリーニョ
―初の海外移籍となる日本での生活は?
「今は金沢から宮崎に来て、すごく落ち着いています。元々心配はしていませんでしたが、食べるときの箸が(笑い)。初練習のときから、みんな話しかけてくれました。すごく助かっています」
―日本で一番驚いたことは?
「日本では、みんなしっかりサラダも食べていて、バランスのいい食事というのは、一番印象に残っています。ブラジルだと、朝はパンとコーヒーだけだったりしますが、日本は朝から米を食べたりするのでビックリしました」
―食事面が変わったことでコンディションに影響は?
「バランスを考えながら食べられるので、こちらの方が全然いいです」
―実際、一緒にプレーしてみたツエーゲンの選手の印象は?
「よく走って、しっかりマークにも付く印象です。J1に上がりたいという気持ちもあって、可能性を感じます」
―父親のロマリオ氏はバルセロナ(スペイン)などでも活躍したが、自身にとってどんな存在?
「すごく尊敬しています」
―周りからは『ロマリオの息子』と見られることも多いと思うが?
「昔は父。今は僕。違う形で見てもらえたら。人それぞれ違うので、僕は僕のスタイルでいきたいです」
―自身の特徴は?
「爆発的なスピードやドリブル、ボールタッチに自信があります」
―改めてトップカテゴリーではないJ2でやることに関しては?
「違和感はありません」
―日本でどう成功したい?
「(最低)5、6年は日本でやりたい。できる限り日本に居たいです。日本を気に入っているので。まずはツエーゲンがJ1に上がれるように頑張りたいです。そして、J1に上がったらJ1で優勝したいです。いつか日本代表にもなりたいと考えています。日本代表としてW杯に出られれば。日本の人たちの温かみを感じて、(帰化することも)いいなと思いました。一つの選択肢としてあってもいいかなと」
―好きな日本食は?
「みそ汁ですね。オイシイ」
―日本語はどう?
「いろんなことを学んでいる段階です。4、5か月で徐々にしゃべれるようになっていきたいです。今はサッカー用語を意識しています」
◆ロマリーニョ(Romarinho)本名・ロマリオ・ジ・ソウザ・ファリア・ジュニオール。1993年9月20日、スペイン生まれ。22歳。バスコ・ダ・ガマの下部組織出身。2013、14年はブラジリエンセ(ブラジル)所属。15年はバスコ・ダ・ガマでプレー。179センチ、75キロ。
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