正しくライバル分析するには?
ライバルのQPSを正確に分析するためには、二つのことが必要になります。
1つ目は、業務に精通していること。
つまり業界に通用する専門知識を持っていることです。これについては、経営者自身が分からなくても、社内にはそれぞれの事業についての専門家がいるはずなので、分からない点は彼らの知恵を借りればいいのです。
2つ目は素直な心を持つこと。
2つ目ですが、これが最大の問題だと思いますが、「素直さ、謙虚さ」がないことです。経営者が素直さや謙虚さがなく、ライバルに対して偏見を持っていると、「あの会社には勝てっこない」と悲観したり、逆に「あの会社はたいしたことは無い」と単純に割り切った見方をしてしまいます。
ライバルにも良いところも悪いところもあるのです。それを正確に、客観的に見るのです。0と1の間には、0.33も0.75もありますが、単純な人は、0.33は0に、0.75は1とみなしてしまうのです。それでは、勝てる戦いも勝てません。素直に謙虚になって、自社もライバルも良いところも悪いところに正確に見るのです。
松下幸之助さんは人が成功するための資質を一つあげるとすれば、それは「素直さ」だと説いておられます。『素直な心になるために』という本まで出しておられます。
経営者が素直かどうかはとても大切な要素です。素直で謙虚な目で、ライバル会社のQPSの組み合わせを見極めてください。経営者が素直に謙虚に相手を見ることが、よりよいQPSを提供する大前提なのです。