立食パーティとか交流会って、話しかけるの難しいですよね。
ぼくはイベントに参加するのが大好きなので、よくフリー交流の時間に出くわすのですが、なかなか話しかけられません。
しかし、回数を重ねていくうちに、「こうしたら話しかけられる!」という方法をいくつか発見しました。
そこで今回は、ぼくが発見した「交流会で独りぼっちにならないためのコミュニケーション術7選」をお届けします!
(*順番としては、難易度高→低に下げていっています。)
1.どストレートに名刺を渡す!
「これができれば苦労しないよ!」と思うかもしれませんが、名刺入れを持ってターゲットとなる人にアイコンタクトを送っていれば、声を発せずともコミュニケーションを取り始めることができるはず。
声をかけるとしたら、「ご挨拶させてください!」とか「名刺交換させていただいてもよろしいですか?」とか「名刺渡させてください!」あたりですかね。
そして、一度話しかけることができてしまえば、不安は低減されていると思うので、ある程度話が尽きたら他の人にも話しかけてみましょう!
ただし、ビジネスライクになりすぎると、ちょっと引いてしまうので注意が必要です。フランクなイベントでは、あまり好ましくない気がしますね。
2.飲み物片手に歩み寄り、無理やりカンパイする!
イベントの状況によってはやりにくいかもしれませんが、ワイワイ系のイベントだったら、この方法は効果的かと思います。
特に、アルコールが入っていれば完璧。
ビールを片手に歩み寄って、「カンパーイ」と話しかけてみる。まさか、カンパイを拒否する人はいないはずなので(笑)、この方法でコミュニケーションを開始していけばいいと思います。
3. イチかバチか「ラグビーやってましたよね?」と聞いてみる!
ラグビーをやっていた方って、時が経っても選手時代の鍛え上げた体格が残っていますよね。だから、“っぽい人”がいたら「ラグビーやってましたよね?」と思い切って聞いてみる。
しかし、ここには「柔道部でした」というリスクもあるので、そこは注意が必要。耳の形をよく見て判断してみてください。
また、サッカー部っぽい人ってよくいますが、そういう人にも「サッカー部っぽいですね!」と聞いてみてもいいと思います。
サッカー部っぽい人は、だいたいサッカー部なことが多いですし、そうじゃない人も「それよく言われるんですけど、バスケ部でした」パターンが多いので、どちらにせよコミュニケーションが始めやすいです。
4. 「これおいしいですよね!」とケータリングをツールにする!
イベントでは、よくケータリングが出されます。
IT系イベントでよく出されるピザの場合だと難しいかもしれませんが、灯台もと暮らしさんのようにケータリングに力入れまくっているイベントの場合、このやり方は効果的です。
どうやるかと言うと、ケータリングの食べ物を取ろうとしている・もしくは近くで食べている人に対して「これおいしいですよね!」とか「それ食べました?やばかったです!」などと話しかけることにより、相手は何かしらのリアクションをくれます。
これが効果的な理由としては、「同じ釜の飯を食う」理論に近く、やはりごはんと共にしていると親近感が生まれますし、食欲が満たされることによって人の幸福度は高まっているはずだからです。
つまり、ケータリングというのはお腹を膨らますだけではなく、コミュニケーションツールとしても機能しているわけです。
5. 二人組の近くに待機し、オウム返しで介入する!
どんなにコミュニケーション力が高い人でも、イベント中ふと一人になる時間は必ずやってきます。そんな人を見ているとやっているのがこの方法。
わかりにくいので、具体例からどうぞ。
A: 「わたしはブログをやっていて、隠居系男子をいつも読んでいるんです。鳥井さんに会いたいからやってきました!」
B: 「そうなんですね!ぼくは東南アジアのことを発信するウェブメディアをやっていて、だから...」
あなた: 「東南アジアのことを発信するウェブメディア? あっ、いきなりすみません、私も東南アジアが好きなもので。どんなメディアなんですか?」
ほら、自然に入ってこれたでしょ!
普通、会話に割り込みしたら少し違和感がありますよね。けれど、ここで大切なのは「相手に興味を持っているということを最初から伝えたうえで、話に入っている」ということです。
早々から相手のメディアに興味を持ち、さらに自分との共通点も示している。そうやって入ってきたら、Bさんも嬉しくなってそのメディアについて話し始めるでしょう。
ちなみに、そのメディアはアセナビっていうらしいです。
6. お手洗いに立った人や、飲み物を取りに行った人を狙って話しかける!
これは、成功確率が高い方法だと思います。
お手洗いに立った時には、その人も帰ってきたとき誰と話そうとしているか、不安に感じているはず。だから、話しかけてしまえば、相手も喜ぶでしょう。
使えるフレーズとしては「トイレどこでしたか?あ、あとで行きます」「イベント、面白かったですね!」「いろんな人と話せてますか?」あたりは、ぼくがよく使っています。笑
また、飲み物を取りに行った人も同様です。なんなら、一緒に飲み物を取りに行っちゃうのもありだと思っていて、飲み物をコップに注ぐ瞬間って、だいたい無口になりますよね?だから、その時を狙って話しかけるのが得策だと思います。
フレーズとしては「ジュースなんですね!」「アルコール飲まないんですか?」「お酒強そうですね!」は飲み物関連でいいと思います。
7. 同じように独りぼっちになっている人に近寄ってみる
1番成功確率が高いのはこの方法でしょう。
同じように独りになっているこの人も、あなたと同じように話しかけるのが苦手なのです。だから、お互い目を合わせて、それぞれの境遇を認識し合いましょう。
そして、優しく微笑みかけると、自然に会話がはじまるはず。
そう、それはまるで初恋のように。
ここで使えるフレーズとしては「こういうイベントで話しかけるの、苦手なんですよね―!」とか「どんなきっかけでこのイベント来たんですか?」とかは鉄板ですね。よく使います。笑
さいごに。
以上7選を上げてみましたが、使えそうなものはございましたか?ぜひ機会を見つけて使ってほしいです!
これを書いていて思ったのは、「そもそも独りぼっちを感じさせるイベントを設計するほうが悪いんじゃないか?」という仮説です。
いろんなイベントに参加してきましたが、交流パートまできちんと設計しきれているイベントにはまだ出会えたことがありません。
「フリー交流会だから、あえて手を加えていない。自由だからこそいい」という意見だったり「きちんと設計されているイベントもあるよ!」という意見もあると思いますが、ぼくなりに効果的だと考える「交流会・懇親会で独りぼっちを生み出さない仕掛け」を考えました。
それは、来週の編集大学生でお披露目できればと思っています!(なんて自然な告知...!)
2/17(水)の夜、神保町ですよー。
ということで、ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。