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拉致問題相 北朝鮮に粘り強く働きかけ
2月13日 11時35分

拉致問題相 北朝鮮に粘り強く働きかけ
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加藤拉致問題担当大臣は、東京都内で記者団に対し、北朝鮮が拉致被害者らの調査を全面的に中止するなどと発表したことについて、「甚だ遺憾だ」としたうえで、拉致問題の解決に向けて国際社会とも連携し、北朝鮮に粘り強く働きかけていく考えを示しました。
加藤拉致問題担当大臣は13日朝、東京都内で記者団に対し、北朝鮮が拉致被害者らの調査を全面的に中止するなどと発表したことについて、「甚だ遺憾だ。日本としては、おととしのストックホルムでの日朝間の合意を破棄する考えはなく、引き続き対話を継続していく」と述べました。そのうえで、加藤大臣は、「国連安全保障理事会では実効性のある制裁について議論しており、国際社会ともしっかりと連携をとり、一日も早い拉致被害者の帰国に向けて『対話と圧力』、『行動対行動』の原則にのっとって、具体的な行動を引き出すべく最大限努力していきたい」と述べました。
また、加藤大臣は、「拉致被害者の家族らからは緊急声明が出され、『一喜一憂すべきではなく、制裁を強化し国際社会と連携してさらに圧力をかけてほしい』という話もあった。家族の方々の思いもしっかり受け止めながら、全力で取り組んでいきたい」と述べました。

外相「極めて遺憾」

カナダを訪れている岸田外務大臣は、ディオン外相との会談後、記者会見し、「極めて遺憾だ。わが国は引き続き、北朝鮮から具体的な行動を引き出すために最大限努力していきたい」と述べました。

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