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島根原発2号機 再稼働にはさらに時間も
2月13日 12時24分

島根原発2号機 再稼働にはさらに時間も
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早期の再稼働を目指している島根原子力発電所2号機について、中国電力は国の指摘を受けて、敷地内で想定される最大の地震の揺れの強さを現在の600ガルから800ガルに引き上げる方向で検討に入りました。これによって追加の耐震工事が必要になるとみられ、2号機の再稼働にはさらに時間がかかりそうです。
再稼働の前提となる島根原発2号機の国の審査で、原子力規制委員会は原発のそばにある「宍道断層」の長さを、より厳しく評価すべきだと指摘し、これを受けて先月、中国電力はこれまでの22キロから25キロに見直しました。
この見直しによって、原発の敷地内で想定される最大の地震の揺れの強さ、「基準地震動」を評価し直した結果、中国電力は現在の600ガルから800ガルに引き上げる方向で検討に入りました。
中国電力では、すでにこの数値を規制委員会に示していて、今後、規制委員会の審査を経て最終的に決まることになります。
中国電力は、経営の安定化のために島根原発2号機の早期の再開を目指していますが、追加の大がかりな耐震工事が必要になるとみられ、2号機の再稼働にはさらに時間がかかりそうです。

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