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対ISで有志連合国防相会議 空爆強化へ2月12日 10時36分
過激派組織IS=イスラミックステートに対する軍事作戦を続けるアメリカ主導の有志連合の初めての国防相会議が開かれ、各国は、空爆を強化して現地の部隊の育成などで協力する方針で一致しました。
ベルギーのブリュッセルで、11日開かれた有志連合の初めての国防相会議には、アメリカのよびかけで、ヨーロッパや中東などから30か国余りが参加し、シリアやイラクでISに対して進められている軍事作戦ついて話し合いました。
会議の中で、各国は、ISが拠点としているシリア北部のラッカとイラク北部のモスルの完全な奪回を今後の作戦の柱に据えたうえで、有志連合が行っている空爆を強化することや、現地の部隊の育成などに向けて、人員と物資の両面で協力を進めていく方針で一致しました。
有志連合の参加国の中には、シリアのアサド政権と対立するサウジアラビアなど地上部隊を派遣する用意があるという考えを示している国もあります。
これについて、アメリカのカーター国防長官は、会議後の記者会見の中で、「有志連合として地上部隊の投入は戦略に含まれていない」と述べ、現地の部隊への訓練や作戦の指導などを通じてISに対抗する地元の勢力を支援していく方針を強調しました。
会議の中で、各国は、ISが拠点としているシリア北部のラッカとイラク北部のモスルの完全な奪回を今後の作戦の柱に据えたうえで、有志連合が行っている空爆を強化することや、現地の部隊の育成などに向けて、人員と物資の両面で協力を進めていく方針で一致しました。
有志連合の参加国の中には、シリアのアサド政権と対立するサウジアラビアなど地上部隊を派遣する用意があるという考えを示している国もあります。
これについて、アメリカのカーター国防長官は、会議後の記者会見の中で、「有志連合として地上部隊の投入は戦略に含まれていない」と述べ、現地の部隊への訓練や作戦の指導などを通じてISに対抗する地元の勢力を支援していく方針を強調しました。