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バンコクで「ジャパンエキスポ」
2月12日 19時03分

タイの首都バンコクで、日本の若者文化や食などを紹介するイベント「ジャパンエキスポ」が始まりました。
去年から始まったこのイベントには、200以上の企業や団体が、日本のアニメやマンガのほか、すしなどの日本食を販売するブースを設け、日本文化に関心の高いタイの人たちが大勢訪れています。
また会場では、NHKの国際放送について紹介するブースもあり、タブレット端末を使って番組が視聴できることなどを説明しています。
さらに、タイに進出する自動車メーカーや銀行など57の企業が、現地で働く人材を募集するコーナーを設け、多くの大学生が訪れていました。
失業率が1%以下のタイでは、労働者の確保が難しいうえ、都心のオフィスで働くことを希望する学生も多いため、郊外に工場がある企業などは人材の確保に苦労しているということです。
会場を訪れた大学生の女性は「技術力のある日系企業で働ければ技術を学ぶチャンスがあると思い、応募しました」と話していました。
主催したバンコク日本人商工会議所の石井信行事務局長は、「日本と違ってタイでは転職するのが一般的で、人材の採用や育成が難しい。共通の価値観を持って働ける人をいかに育てるかが課題だ」と話していました。

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