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タイでアジア最大規模の軍事演習 28か国参加2月9日 16時52分
アメリカとアジアの国々が合同で行うアジア最大規模の軍事演習が9日からタイで始まり、日本の自衛隊も参加して、人道支援などの訓練を通じて各国間の軍事面での連携を強化する方針です。
アジア最大規模の多国間軍事演習「コブラ・ゴールド」は、タイとアメリカの主催で毎年開かれ、ことしも日本や韓国など7つの正式参加国に加えて、一部の演習にインドや中国なども加わり、合わせて28の国からおよそ8500人が参加します。
9日、タイ東部チョンブリ県で行われた開会式には各国の代表が参加し、アメリカのデイビース大使は「私たちは皆同じ課題に直面しており、共に協力することでしか解決できない」と述べて意義を強調しました。
演習は9日から11日間の日程で行われ、日本からは自衛隊員らおよそ300人が参加して、海外で緊急事態に巻き込まれた日本人を避難させる訓練などを行う予定で、人道支援などの訓練を通じて各国間の軍事面での連携を強化する方針です。
ただ、「コブラ・ゴールド」を巡っては、参加する国の数は毎年増えているものの、おととしの軍事クーデター以降、タイで軍主導の暫定政権が続いていることを受けて、アメリカは例年よりも参加者の数を減らしています。
9日、タイ東部チョンブリ県で行われた開会式には各国の代表が参加し、アメリカのデイビース大使は「私たちは皆同じ課題に直面しており、共に協力することでしか解決できない」と述べて意義を強調しました。
演習は9日から11日間の日程で行われ、日本からは自衛隊員らおよそ300人が参加して、海外で緊急事態に巻き込まれた日本人を避難させる訓練などを行う予定で、人道支援などの訓練を通じて各国間の軍事面での連携を強化する方針です。
ただ、「コブラ・ゴールド」を巡っては、参加する国の数は毎年増えているものの、おととしの軍事クーデター以降、タイで軍主導の暫定政権が続いていることを受けて、アメリカは例年よりも参加者の数を減らしています。