心愛さんのことはすっかり頭を空っぽにして、麻美子さんに出会う。同じ相談所内での紹介ということで、立ち見合いということになった。万一本人の顔を覚えていなくても大丈夫だ(笑)
約束の時間30分前、ホテルのロビーへ向かう。担当はまだきていない。いつもの「他社」のカウンセラーがファイルを片手に行き交う人の顔をチェックしていた。向こうは覚えているかどうかわからないが、もし覚えられていたらあまりいい気はしない。
トイレで身だしなみを整え再度ロビーへ。しばらくして担当者がやってきた。
「あ、もりおさん、こんにちは。」
「こんにちは。今日はよろしくお願いします。」
「いつももりおさんお越しになるの早いですね。」
「はい、それだけが取り柄です(笑)」
「まだ麻美子さんはいらっしゃってないようなので、もうしばらくお待ち下さい。」
麻美子さんが来るまでは2人だけの空白の時間だ。
「山田さん、ちょっといいですか?麻美子さんのことでお伺いしたいんですけど。」
約束の時間30分前、ホテルのロビーへ向かう。担当はまだきていない。いつもの「他社」のカウンセラーがファイルを片手に行き交う人の顔をチェックしていた。向こうは覚えているかどうかわからないが、もし覚えられていたらあまりいい気はしない。
トイレで身だしなみを整え再度ロビーへ。しばらくして担当者がやってきた。
「あ、もりおさん、こんにちは。」
「こんにちは。今日はよろしくお願いします。」
「いつももりおさんお越しになるの早いですね。」
「はい、それだけが取り柄です(笑)」
「まだ麻美子さんはいらっしゃってないようなので、もうしばらくお待ち下さい。」
麻美子さんが来るまでは2人だけの空白の時間だ。
「山田さん、ちょっといいですか?麻美子さんのことでお伺いしたいんですけど。」
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