PHPフレームワークSymfonyの入門書「基本からしっかり学ぶSymfony2」を読んだので書評を書いてみようと思います。
- 作者: 後藤秀宣,金本貴志
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2015/12/16
- メディア: Kindle版
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自分のスペック
先に自分のスペックを書いておきます。
基本がわかる程度の初心者です。
- 作者: 小川雄大,柄沢聡太郎,橋口誠
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/11/12
- メディア: 大型本
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タイトルに偽りなし!
基本からしっかり学ぶというタイトルに偽りなしです。Symfonyについて予備知識一切なしで読み始めましたが、つまずくことなく最後まで読めました。
本書は楽団のWebサイトを実際に作りながらSymfonyの使い方を勉強していくという構成になっていて、これがすごくよかったです。
コードを写経して、コードの解説を読んで何をしているのか理解して、ブラウザでちゃんと動くことを確認するという流れで飽きることなく読み進められました。
また、Symfonyの使い方だけでなく「依存性の注入」とか「テスト」とか知らなかった概念も勉強できました。
ここがもうちょっと知りたかった…!
入門書なのでしかたないのかもしれませんが、もうちょっと詳しく知りたかったなぁと思う部分もありました。自分で勉強しますけどね!
ユーザー認証
はてなブログやTwitterのようなサイトを作るなら、ユーザー登録、ログイン、ログアウトは必須の機能ですよね。本書ではユーザー認証についてはBasic認証のみの解説だったのが物足りなく思いました。
実際に公開するときはどうするんだろう?
本書ではphp app/console server:start
というコンソールコマンドでビルトインWebサーバーを起動して開発していましたが、実際にサイトを公開するときはビルトインサーバーって使わないですよね? たぶん。
とりあえずこの2点については公式のドキュメントやGoogle先生で勉強してみようと思います。
まとめ
なんかこう「武器を得た!」みたいな気持ちです。何か作るにしても素のPHPで書くよりは圧倒的に効率がいいでしょう。間違いない。
PHPの基本はわかったけどフレームワークはなんだかむずかしそう…という人には最高の入門書だと思います!
せっかく勉強したので何か作ってみたいですね! ということで勢い余ってさくらのVPSを契約してしまいました。早まった感ありありです。
何か作ったら公開しようと思います。まだまだ先の話でしょうけど。