下の歯が抜けると、家の屋根に向かって投げるっていう一種の風習がありまして。
思いっきり投げたら窓ガラスを突き破って弾痕みたいになり、それが元で警察から家宅捜査されて怯えるっていうね。
昨日、そんな夢を見ました。押し入れで発見された瞬間に目が覚めました。
今日から実家の押し入れを『第6サティアン』と呼称します。
昔の話なんですけど、子供の歯がグラついてきたときの話です。
「早くこの苦しみから解放されたい!」っつーんで、舌で刺激してやるんですけどね。
やはり自分のことだから安パイを選んじゃうっつーか。ちょこっと痛みがあるだけで止めちゃうんですよ。
それを見てた母親が「抜いてやるか?」とか言ってくるんです。
そのセリフと場面を未だに覚えてるっつーのが、なんの因果なのか。母親に抜かれるとかもうね。
今になって軽くトラウマです。トラウマを抱えたウマシカです。
そこで満を持して登場したのがミニ四駆。ミニ四駆に糸を付けてグラついてる歯と結んでスイッチON。
無駄に『ハイパーダッシュモーター』だかっていう速いモーターでやってましたけど、躊躇なくやってくれます。
そこで気付きます。「これ、おかんにやってもらうのと大して変わらん」ってことに。
ほんで「ミニ四駆で抜いてた!」って発言も、そこそこのアブノーマルです。
先日、実家の書斎に保管されてる『とある本』を探し回ってたら、埃被ったワニの玩具が出てきましてね。
ワニの歯抜いて噛まれた人が負けっていう黒ひげ的な運ゲーなんですけど、その中から乳歯が発見されまして。
なんらかの事件性を感じずにはいられなかったんですけど、恐らく自分のものであろうという結論に達しました。
「まさかワニが・・・?」とも思いましたけどね。というか「ダイイングメッセージ的な話?」とさえ思いましたよ。
それらの一連の流れが「何かを伝えようとしてるんじゃないか」っつって、今も心の奥底で軽くストレスになってるんです。
たぶんですけど、今日みる夢で「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」という母親に魂とか抜かれそう。