ニュース詳細
米 北朝鮮の核関連技術拡散の可能性を懸念2月13日 8時54分
アメリカ国防総省は、北朝鮮の軍事力を分析した最新の報告書で、北朝鮮が中東やアジア、アフリカの国々に弾道ミサイルに関連する部品などの輸出を続け、核関連技術を拡散させる可能性についても大きな懸念があると指摘しました。
アメリカ国防総省は12日、北朝鮮の軍事力を分析した最新の報告書を議会に提出し、公表しました。それによりますと、北朝鮮は、韓国や日本を射程に入れる短距離、中距離の弾道ミサイル数百基を使用可能な状態で保有しており、アメリカに届く大陸間弾道ミサイルについても技術を発展させているとしています。
そのうえで、北朝鮮は、外貨獲得の主要な手段として、国連の安全保障理事会の決議に反して、弾道ミサイルの関連部品などの輸出を続けていると指摘したうえで、その相手国として、イランやシリアのほか、エジプト、イラク、パキスタン、イエメン、ミャンマーなどを挙げています。さらに、北朝鮮は過去にシリアに原子炉の技術を提供するなど、核関連技術を拡散させる意思を示したことがあり、依然として大きな懸念があると指摘しました。
そのうえで、北朝鮮は、外貨獲得の主要な手段として、国連の安全保障理事会の決議に反して、弾道ミサイルの関連部品などの輸出を続けていると指摘したうえで、その相手国として、イランやシリアのほか、エジプト、イラク、パキスタン、イエメン、ミャンマーなどを挙げています。さらに、北朝鮮は過去にシリアに原子炉の技術を提供するなど、核関連技術を拡散させる意思を示したことがあり、依然として大きな懸念があると指摘しました。