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NYダウ 300ドル以上値上がりで終える2月13日 6時35分
12日のニューヨーク株式市場は、この日発表されたアメリカの小売業の売り上げが順調に拡大したことや、原油の先物価格の持ち直しなどを受けて、買い注文が広がり、ダウ平均株価は300ドル以上値上がりしました。
12日のニューヨーク株式市場は、この日発表されたアメリカの先月の小売業の売上高が順調に増加したことで、市場に広がっていた景気の減速懸念がいくぶん和らぎました。また前日に12年9か月ぶりの水準まで値下がりした原油の先物価格が持ち直したことを受け、エネルギーや銀行などをはじめに幅広い銘柄に買い注文が広がりました。
ダウ平均株価の終値は、前日より313ドル66セント高い、1万5973ドル84セントで取り引きを終え、今月4日以来、6営業日ぶりに値上がりしました。また、株価の上昇に伴い、円を売ってドルを買う動きがいくぶん優勢となり、ニューヨーク外国為替市場で円相場は1ドル=113円台の水準に戻しました。
市場関係者は「ヨーロッパの銀行の経営を不安視する市場の見方もいったん収まり、世界的な株安の流れにひとまず歯止めがかかった。ただ、東京株式市場をはじめに市場の動揺はなお続くという慎重な見方が多く、原油価格の行方にも警戒感が強い」と話しています。
ダウ平均株価の終値は、前日より313ドル66セント高い、1万5973ドル84セントで取り引きを終え、今月4日以来、6営業日ぶりに値上がりしました。また、株価の上昇に伴い、円を売ってドルを買う動きがいくぶん優勢となり、ニューヨーク外国為替市場で円相場は1ドル=113円台の水準に戻しました。
市場関係者は「ヨーロッパの銀行の経営を不安視する市場の見方もいったん収まり、世界的な株安の流れにひとまず歯止めがかかった。ただ、東京株式市場をはじめに市場の動揺はなお続くという慎重な見方が多く、原油価格の行方にも警戒感が強い」と話しています。
欧州株価 大きく値上がり
12日のヨーロッパの主な株式市場は、この日発表されたドイツの銀行の決算が市場の予想を上回ったことなどが好感をもって受け止められ、このところ業績悪化の懸念などで大きく値下がりしていた銀行株がひとまず買い戻されました。また、国際的な原油の先物価格がいくぶん値上がりしたことで、石油関連の銘柄も買われて、各市場で株価は値上がりしました。
主な市場の株価指数は、▽ロンドン市場で3%余り、▽パリ市場で2.5%余り、▽フランクフルト市場で2.4%余り、それぞれ大きく値上がりして、取り引きを終えました。
市場関係者は「株価はひとまず反発したが、世界経済の先行きへの懸念で市場の不安は消えておらず、旧正月で休みだった中国・上海市場の週明けの取り引きが注目されている」と話しています。
主な市場の株価指数は、▽ロンドン市場で3%余り、▽パリ市場で2.5%余り、▽フランクフルト市場で2.4%余り、それぞれ大きく値上がりして、取り引きを終えました。
市場関係者は「株価はひとまず反発したが、世界経済の先行きへの懸念で市場の不安は消えておらず、旧正月で休みだった中国・上海市場の週明けの取り引きが注目されている」と話しています。