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上野のパンダ 繁殖期待できず公開再開へ
2月12日 17時42分

上野のパンダ 繁殖期待できず公開再開へ
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東京の上野動物園は、ジャイアントパンダ2頭が発情の兆候を示したことから、今月4日から公開を中止して観察を続けてきましたが、この時期の繁殖は期待できないとして、13日からオスのリーリーの公開を再開し、メスのシンシンについては健康診断を行ったうえで、近く公開を再開することにしています。
上野動物園では先月以降、オスのリーリーが落ち着きなく歩き回ったり、メスのシンシンも繁殖期特有の鳴き声で鳴くなど、ともに発情の兆候を示すようになったため、繁殖期に入ったと判断し、今月4日から2頭の公開を中止して観察を続けてきました。
動物園ではこれまで柵越しにお見合いをさせながら、同じ部屋に移す機会をうかがっていましたが、特にシンシンが強い発情の兆候を示さないことなどから、この時期の繁殖は期待できず、自然交配だけでなく、人工授精の機会もないと判断したということです。
このため、13日からリーリーの公開を再開し、シンシンについては健康診断を行ったうえで、1週間以内に公開を再開することになりました。
記者会見した上野動物園の渡部浩文副園長は「ことしは期待できると思っていたが、繁殖に至らず大変残念です」と話していました。

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