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北朝鮮 発射台付近にタンク積載車両 燃料運搬用か
2月6日 11時21分

北朝鮮 発射台付近にタンク積載車両 燃料運搬用か
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北朝鮮が「人工衛星の打ち上げ」と称して事実上の長距離弾道ミサイルの発射を予告していることについて、アメリカの研究グループは最新の衛星写真から、発射塔はカバーで覆われたままで大きな変化は見られないものの、燃料運搬用とみられるタンクを載せた車両が確認されたとしています。
アメリカで北朝鮮の動向を研究しているジョンズ・ホプキンス大学の研究グループは5日、北朝鮮が「人工衛星の打ち上げ」と称して発射を予告している事実上の長距離弾道ミサイルの発射台付近を撮影した最新の衛星写真を公表しました。写真は今月4日に撮影されたもので、発射塔は依然としてカバーで覆われたままで、発射が差し迫っていることを示す特段の活動はなく、大きな変化は見られないとしています。
新たな動きとしては、発射台に隣接する燃料貯蔵用とされる建物付近で燃料運搬に使われるとみられるタンクを載せた車両が確認されたとしていますが、このグループでは、過去の事例からミサイル本体への注入を示すものではなく、発射の1、2週間前に行われる貯蔵庫への供給作業の可能性があると分析しています。
このグループは発射の時期について分析を示していませんが、ロイター通信は5日、アメリカ政府関係者の話として、情報機関が予告期間初日の8日午前に発射を実施する可能性があるとみていることを伝えています。

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