竹久岐史
2016年2月12日03時00分
被爆者や2世らでつくる福山市原爆被害者友の会が11日、若い世代に体験を受け継ごうと、福山市霞町1丁目のまなびの館ローズコムで「被爆体験伝承の集い」を開いた。被爆者の講演のほか、中高生の学習発表や活動報告もあった。
中高生は福山工業高校、盈進高校、福山暁の星女子高校、英数学館中学の生徒計10人が参加した。
福山工業高校計算技術研究部の4人は、被爆前後の広島市内の一部を再現したCGを使った映像を紹介した。被爆者が動くCGなどもあり、参加者らは見入っていた。部長の坂本海月(みつき)さん(16)は取材に「原爆の怖さを僕らより若い人たちに伝えるのに役立てたい」と話した。
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