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ポジ熊の人生記

ブログ継続の秘訣や記事作り・人生哲学・健康情報などを雑多に書くブログです。北海道民の知識を活かした地方情報も発信しております。

FetchasGoogleで手動ペナルティの恐怖を回避せよ!

ブログ IT 知識

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過去に2chまとめサイトを運営してたことがあります。

このようなアンチテーゼビンビンな記事を書いておいてなんですが、その頃はそれなりに楽しくやれてたのです。「2chまとめ」といっても「おーぷん2ちゃんねる」からが主な情報収集先でした。公開を前提とした2chから派生した掲示板ですね。

その頃は分裂騒動があって、この界隈も混沌としてましたが、その混乱もまたどこか俯瞰的に面白おかしく見てた記憶があります。かれこれ1年以上前のこと。

順調かのように見えたサイト運営に青天の霹靂が

引用記事内で詳しく書いているところではありますが...

サイトのアクセス数は順調に伸びていきました(半年スパンで見ればの話ですが)。最終的には1万PV/日くらいは安定。まとめサイトにはかなりグレーなアドセンスも遠慮なく貼り付けたりして、今思うと恐ろしいことをしていたものですw

ゆくゆくは僕も大手まとめサイトのように副収入で片手うちわ♪なんて浮かれてましたね。レッドオーシャン化するこの世界で、持ち前の粘り強さを武器に、50記事更新/日でひたすらに勝負していたのが懐かしいです。

運営して半年経った頃でしょうか。ある日突然、アクセス数が1/10になったのです。有名なポルナレフのAA*1 が出てしまうほどに当時は驚いて、そして落胆しました。だって、今まで10000は軽く超えていたPVが1000行かないくらいにまで落ち込んだのですからね。

Googleから警告メールなどは一切ないし、そのような措置をとったことに関するお知らせもなし。もう訳が分かりませんでした。

色々と調べたけど、どうもそれは「手動ペナルティ」というものだそうで。質の悪い被リンクが原因なのか、それともコピーコンテンツそのものに対する制裁なのかはわかりません。前者にしろ後者にしろ、既存の大手サイトが大手を振って運営している中で「零細に対する理不尽な制裁だ」なんて憤ってた気がします。

そんなこと考えても手動ペナルティが即座に解除されるわけでもなく...。それでも半年間、連日十数時間をかけて頑張ったサイトがゴミクズ化した時の無力感たるや、半端じゃなかったわけですよ。

一か月後に解除されるだとか、半年はかかるだとか、中にはもう解除される手段はない、という夢も希望もない情報まで散見しました。もともとコピーコンテンツであったことに後ろめたさを感じていた僕は、ほどなくしてまとめサイトと縁を切ったのです。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、じゃないですけれども、それ以来、まとめサイトを見ることもなくなりました。これは自分が悲劇に見舞われたことへのあてつけでもあるのかもしれません。

 

長い前ふりでしたが、ここからが本題です。

 

オリジナルコンテンツサイトにも手動ペナルティがある

s-supporter.hatenablog.jp

こちらのサイトではその詳細が記述されています、大変参考になります。

手塩にかけて育てた、頭をひねりながら紡ぎだした自分だけの文章で彩ったサイトが、何らかの理由でペナルティを受ける。これが悪夢と言わずしてなんと呼びましょうwできることならこんなことは避けたい。

しかしながら、自分にはそのつもりがなくても、Googleからそのように見なされれば否応なしに受けてしまうペナルティ。それらを敏感に察知することについては、諸氏も導入済みであろうGoogle Search Consoleにおける改善についてのメッセージにヒントがあるようです。これらは真摯に受け止めて個別具体的に対策を練るべきでしょう。詳しくは言及先記事をご覧ください。

 

Fetch as Googleで回避できる手動ペナルティもある

例えば...

公開した記事がバズったとします。それでインデックスにオリジナルの記事よりも先にはてなブックマークページなどが検索上位に「先に」表示され、オリジナルが「あとに」インデックスされた場合。どうもこれは、オリジナルをコピーであるとみなされる場合があるそうなのです。それが何度か続いた場合、そのサイトが悪質であると判定され、手動ペナルティが下される危険があるとのことなのですよ。

※技術的なことに疎いため、詳しい方、上記内容に突っ込んで頂ければ幸いです

これを回避するための具体的な手段として、件のツール内で手動により行う「Fetch as Google」という、リクエストを送信する手段が有効なのだとか。これを実施すればGoogleに対し「書いたよ!」というデータを送信することができ、前述のコピーと判定される要因であるブックマークページの表示よりも先に自分のオリジナル記事を表示させることができるそうです。

以下に具体的な手順を示しますので、参考にしてくださいませ。

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Google Search Console→クロール→Fetch as Google→空欄にアドレスをコピペ→取得してレンダリング(スマホもやるから2回!)→ちょっと下にいって「インデックスに送信」(PC・モバイル:スマートフォン両方)→このURLのみをクロールする

これでリクエストの送信が完了します。

送信方法には2種類あって、今回紹介した方法は月間で500回、片方は月間で10回という制限がありますが、制限の多い方でもPC・モバイル:スマートフォン両方を送るとして250記事をカバーしてくれるので、一か月に更新する全ての記事でこの作業を行っても(よほどの多更新じゃない限りは)十分に間に合うと存じます。

 

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避けられる恐怖は回避したい(あとがき)

PVや収益というのはサイト更新のモチベーションに直結する要素であります。ブラックなSEOを実施して受けるペナルティについては自業自得感は否めませんが、健全なサイト運営を心掛けたにもかかわらず手動のペナルティでやる気をそがれてしまうのは自分的にも衝撃であり、傍から見ていても大変痛ましく思えます。

知識があってこのような事態を回避できるのであれば、回避するに越したことはありません。前述Search Consoleのメッセージを見逃すことなく、また、今回紹介したような地道な作業をもって、晴天の霹靂となるような恐怖を回避していこうではありませんか。

 

終わり

 

*1:驚愕したときに良く使うjojoネタ