今まで色々なテクニカル指標を見て来ましたが、
ロウソク足の形そのものに注目する、これが一番基本。
ロウソク足チャートは今から約300年前に日本で生み出されました。
その中でも酒田五法と呼ばれるロウソク足の読み方が有名です。
酒田五法は山形県酒田市出身の本間宗久という
相場師が編み出したといわれるチャート分析方法です。
5つの基本的な形があるため酒田五法と呼ばれていますが、
かなりたくさんの法則が含まれています。
その中からFXに関係がある幾つかを見てみましょう。
【その一 三山】
英語でもトリプルトップと呼ばれています。
その中でもまん中の山がたかくなっている更に良い形を三尊天井といいます。
これは英語でヘッド・アンド・ショルダーと言います。
これを逆さまにした形もあり、トリプルボトム、ダブルボトム、
逆ヘッド・アンド・ショルダーと呼ばれています。
どのパターンも横にネックラインと呼ばれる線を引いています。
その線を越えたところに丸をつけていますが、そこがエントリーポイント。
いろいろなテクニカル指標よりも単純で分かりやすいかと思います。
【その二 三川】
宵の明星は高値圏で出た場合、天井になって下げ転換するサインとみなされます。
長い陽線の後に短い陽線(図にはありませんがひげが出ることが多い)、
そして長めの陰線で売りシグナル。明けの明星はそれと逆で陰線の後に短い陰線、
そして陽線で底を打って買いに転じるサインです。
【その三 三兵】
陽線が3本、または陰線が3本連続で出ている様子を言います。
下落した後、陽線が3本続いて出るならば赤三兵といい、底値を打って上昇に転じたサイン、
逆に上昇していた後に陰線が3本連続で出たなら黒三兵といい、天井を打って下降に転じたサイン
とみられます。
これらがFXでもみられ、意識されている事が多いロウソク足パターン。
基本的に日足など長い足でこういったパターンが出ると信頼性が高いと言えます。
1分足や5分足など短い足では必ずしもいつも
こういったパターンが当てはまるわけではありません。
しかし小さい形でもこういったパターンが出ることは良くあり
かなり参考になります。
デイトレードやスキャルピングを行う人も
一時間足以上の長い足でこういったパターンを探すようにし、
それを見つけてから短い足でタイミングを見計らって
エントリーするならばかなり精度を上げることができます。
ここではすべてを紹介することはできませんでしたが、
ぜひFX初心者の人も主だったロウソク足の形を覚えてみましょう!
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら
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