雪まつり期間中に風邪ひいてしまって、高熱で身動き取れなかった。
どうも今年に入ってから呪われてる気がします。
いろいろ無くすし壊れるし身体壊すし良い事が無いぜ…。
しかーし!
体調が悪くても会社関係の飲みはついて回り、休む暇など無いシャチクライフ。
結局寝てたの土日だけっていうリーマン体質ですわあ(-。-;
それでも良いお店発見しちゃいましたんで書いとこうかなと思う次第でございます。
では早速参りましょう。
ちゃらっちゃっちゃらっちゃっちゃっ♪
たらったたらったたらったた♫
(スタートダッシュでクリボーにやられるの巻)
という事で今回お邪魔しましたのは「Osteria Bar Luigi」さんです。
すすきの交差点から少し西に向かった所にある第4藤井ビルの1Fにあります。
ちょっとイタリアンでも食べたいですねと軽い気持ちで行ってみたのですが、これがまた大変な良店でした。
「店内写真」
カウンターが6席くらいで、4人掛けテーブルが一つ。8人掛けもしくは合席用のテーブルが一つと、小ぶりな店内ではありましたが、シックで趣味の良い落ち着いた雰囲気、調度品も色合いがマッチしています。それでも手書きのメニューなんかで食堂的な感覚も残しているあたり、店主さんのこだわりが感じられて良いですね。
「ベルギービール」
まずはビールで乾杯なのですが、こちらのお店はベルギービールの品数が豊富です。私は疎いので全くわからないのですが、オススメをお願いして飲んでみる事にしました。
見た目はちょっと白濁していて、香りは甘くフルーティな感じ。口に含むとビール特有の苦味が少なく、爽やかな甘味が広がります。アルコールもあまり感じませんね。アペリティフとしては普通のビールよりも受け入れやすい飲み口かもしれません。
んでこのグラスが特徴的なのですが、店内にはかなりの種類のグラスが鎮座してました。なにかのテレビで見た事があるのですが、ビール好きはそのビールが一番美味しく飲めるグラスをそれぞれ持っているらしい。このグラスにもそういう意図で注いでくれたんだろうなと思うとちょっと嬉しくなりますね。
「お通し」
…。
お通しの時点で美味さがやばい…。
マスカルポーネと生ハムが半端無くマッチング。歯応えといいお味といい無意味に時間かけて食べてしまったぜ…。
その分オムレツがすぐ無くなった。ふわふわすぎて溶けた…。
「道産水ダコとじゃがいものカルパッチョ」
オイリーなんだけどあっさり。タコも歯応えが楽しくて、ちょうど良い具合に噛み切れる絶妙なライン。じゃがいももあえて歯応えを残していると見えて合わせて食べるとまた楽しい。美味いよ!
「いろいろ木の子と自家製パンチェッタのスパゲッティ」
こちらもかなりオリーブオイルを感じるけど、全然しつこくない。多分熟成度合の高いオイルを使ってるんだろうけどオイルがそのまま味付けに一役買ってる感じです。パンチェッタは塩漬豚バラ肉の事ですが、多分こいつから染み出したお味がこのパスタのメイン調味料なんだろうな。サッパリしてるけど奥から味が湧いてくる感じで凄く楽しい。木の子もしっかり味が出ていて良いですね。
「エゾ鹿と道産仔牛のソーセージ STAUB焼」
さてメイン料理はこのお店の売りにもなってるSTAUB料理。
ご覧の通りSTAUB鍋で調理されているわけですが、そもそもソーセージが美味すぎた(笑)
普通の焼きと比較が出来ないのでなんとも言えませんが、熱の通り方とかで味も変わってくるのでしょう。
ソーセージは旨味が凝縮されててとにかく次から次と口に運んでしまい、ちょっとこれ速すぎなんじゃないのって勢いで綺麗さっぱり無くなってしまいました…。
仔牛の方も美味しかったですが、少しクセがあって噛めば噛むほど味が出てくるエゾ鹿の方に軍配をあげたい!
ちなみに途中から赤ワインに変えたのですが、イタリアワインのサンジョヴェーゼを出してくれました。グラスワインなのにしっかりとした味で料理にピッタリ。欲を言えばもう少し香りがあればと思いましたけど、よくぞグラスワインにこれを見つけ出して頂きました!って感動してしまいました。
で、料理はもちろんの事ですが、店主さんもスタッフの女性も接客が最高。入店からオーダー、配膳までしっかり。今回は連れがいたので食事中は最低限の説明のみ。退店時にはお二人とも出てこられて軽く談笑。こんな事言ったら怒られるかもしれないけど、電話口から退店まで感謝されてる感じがひしひしと伝わってきて、ここ最近では一番の接客でした。
これは嬉しいお店がまた増えてしまいました。是非常連になりたい( ´ p` )
あ、別に店名は店主さんが某有名キャラに似てるからとかそういうんじゃ(自粛
ご馳走様でしたm(._.)m