Markdownをサポートしたメモアプリは数多くありますが、技術系のメモやスニペットを書き溜めるのに適したものはそれほど多くありません。
個人的に必要な要件としては、
- データフォーマットがオープンで好みのクラウドサービスで同期できること
- Markdown(GFM)を扱えてプレビューできること
- コードの取り扱いが簡単なこと(できればシンタクスハイライトも)
- ファイルを意識しないで使えること(ファイル名を考えたりしなて良い。オートセーブ)
- ノートブック、タグなどでノートを整理・分類できること
ぐらいなのですが、すべてを満たしたアプリをなかなか見つけられず、Day OneやUlysses、Kobitoなどを併用して凌いでいましたが、最近、知ったQuiverというアプリがこれらの要件をすべて満たしており、これに一本化することに。
あまりにも気に入ったため、思わず公式ドキュメントを翻訳してしまいました。さらに詳しい情報はこちらををどうぞ。
Quiverをはじめよう · HappenApps/Quiver Wiki
Markdownエディタとしての機能だけでも満足なのですが、Quiverでは「セル」という概念があり、LaTeXやシーケンス図なども簡単に扱うことができます。
たとえば、
\[\sum_{n=1}^\infty \frac{1}{n^s} \ \ (s > 0)\]は $s > 1$ ならば収束し, $s \le 1$ ならば発散する.
などと書くと、
は
のようにレンダリングされますし、
Title: ポップアップイベント\n(Markdown/生成リクエスト)user->popup: アイコンクリックpopup->background: postMessage(トピック取得要求)background->content: postMessage(トピック取得要求)Note right of content: WorkFlowyのDOMから\n選択中のトピック取得content-->background: callback(トピック)background-->popup: postMessage(エレメント)Note right of popup: 指定形式に整形popup-->user: Markdown/HTML
このように書けば、
のようにレンダリングされるという高機能ぶり。嬉しい誤算でした。
価格も1200円とリーズナブルですし、こちらからトライアル版をダウンロードできますので、Markdownを扱えるメモアプリをお探しの方はお試しを。
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