ニュース詳細
日銀総裁が首相と会談 為替含め金融市場の動向注視2月12日 14時30分
k10010406951_201602121505_201602121506.mp4
日銀の黒田総裁は12日、総理大臣官邸で安倍総理大臣と会談したあと、記者団に対し急激に進んでいる円高ドル安について、「為替市場を含めて国際的な金融市場の動きについてしっかり注視して行きたい」と述べました。
日銀の黒田総裁は総理大臣官邸で去年9月以来、およそ4か月半ぶりに安倍総理大臣と会談し、最近の内外の経済情勢について意見を交わしました。
会談のあと、黒田総裁は記者団の取材に応じ、「定期的な意見交換の一環だが、安倍総理大臣には日銀が先月末に決定した、マイナス金利つき量的質的金融緩和について説明した。マイナス金利の導入によって消費や投資にプラスの影響をもたらすと考えており、効果を見守っている」と述べました。そのうえで、黒田総裁は記者団から急激に進んでいる円高ドル安について安倍総理大臣とどのような話をしたか問われたのに対し、「為替について私と総理の間でどういう話をしたかというのを話すのでは適切ではないし、為替の相場そのものについてどうこうというのは差し控えたいが、為替を含めて国際的な金融市場の動きについてはしっかり注視していきたい」と述べました。
会談のあと、黒田総裁は記者団の取材に応じ、「定期的な意見交換の一環だが、安倍総理大臣には日銀が先月末に決定した、マイナス金利つき量的質的金融緩和について説明した。マイナス金利の導入によって消費や投資にプラスの影響をもたらすと考えており、効果を見守っている」と述べました。そのうえで、黒田総裁は記者団から急激に進んでいる円高ドル安について安倍総理大臣とどのような話をしたか問われたのに対し、「為替について私と総理の間でどういう話をしたかというのを話すのでは適切ではないし、為替の相場そのものについてどうこうというのは差し控えたいが、為替を含めて国際的な金融市場の動きについてはしっかり注視していきたい」と述べました。