長野県のニュース

思想・信教 自由守る集い 憲法改正の映画鑑賞会 松本で2つの催し

「思想・信教の自由を守る集い」での意見交換=松本市「思想・信教の自由を守る集い」での意見交換=松本市 松本市で開かれた「建国記念の日奉祝映画鑑賞会」松本市で開かれた「建国記念の日奉祝映画鑑賞会」
 建国記念の日の11日、中南信地方の複数のキリスト教会が「思想・信教の自由を守る集い」を、保守系団体の日本会議長野中信支部が「建国記念の日奉祝映画鑑賞会」を、それぞれ松本市内で開いた。

 建国記念の日は、初代の神武天皇が即位したとされる「紀元節」が基になっている。日本キリスト教団松本教会で開かれた「思想・信教の自由を守る集い」は、どの宗教を信じるかにかかわらず自由や平和を考えようと毎年この日に実施している。

 今年は東京電力福島第1原発事故後のデモを扱った映画「首相官邸の前で」を見て意見交換。安曇野市の小田登茂子(ともこ)さん(75)は「デモをやったことは素晴らしいと思う。微力は無力ではなく、継続が大事」と発言した。

 四柱神社で開かれた「建国記念の日奉祝映画鑑賞会」も恒例の行事で、今年は憲法改正がテーマの映画「世界は変わった日本の憲法は?」を見た。鈴木邦人支部長(88)=松本市=は「日本人の手で憲法をつくりたい」と話していた。

(2月12日)

長野県のニュース(2月12日)