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ヨーロッパ株式市場 株価大きく値下がり
2月12日 4時31分

11日のヨーロッパの主な株式市場は、世界経済の先行きに対する懸念に加え、低金利が業績悪化につながるなどとして銀行株が売られ、株価は大きく値下がりして取り引きを終えました。
11日のヨーロッパの主な株式市場は、世界経済の先行きに懸念が広がったことに加え、この日発表されたフランスの大手銀行の決算内容が振るわず低金利で銀行の収益が悪化しているなどとして銀行株が売られ、ほぼ全面安の展開となりました。
主な市場の株価指数は、▽パリ市場で4%余り、▽フランクフルト市場で2.9%余り値下がりし、いずれもおよそ1年3か月ぶりの安値となったほか、▽ロンドン市場でも2.4%近く値下がりし、およそ3年6か月ぶりの安値で取り引きを終えました。
また、マイナス金利を導入している北欧のスウェーデンの中央銀行が17日から政策金利をマイナス0.35%からマイナス0.5%に引き下げると発表するなど金利の低下傾向が続き、経済が堅調なイギリスの10年ものの国債の利回りも一時1.2%台に低下して過去最低となりました。
市場関係者は「午後に取り引きが始まったニューヨーク市場が値を下げるとヨーロッパ市場もさらに値を下げた。リスクを避けようという投資家の姿勢が強まり、銀行や保険、資源関連の銘柄に売り注文が相次いだ」と話しています。

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