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ロッテHD株主の長男 経営陣の交代求める意向2月12日 11時44分
「ロッテホールディングス」の経営の主導権争いで副会長を解任された創業者の長男は株主として、みずからを含む新たな取締役を選任することを提案し、経営陣の交代を求める意向を固めました。
「ロッテホールディングス」では、創業者の長男で去年1月に副会長を解任された重光宏之氏らと次男で経営の実権を握る昭夫副会長らの間で経営の主導権争いが続いています。
こうしたなか、関係者によりますと長男の宏之氏は、株主として、臨時の株主総会の開催を求めることになりました。総会に向けて宏之氏は、父親で創業者の重光武雄名誉会長を除いて、次男の昭夫氏ら現在の7人の取締役全員の解任を求めるとともに、みずからを含む新しい取締役を選任する議案を提出する意向です。また、「ロッテホールディングス」が傘下の菓子メーカー、「ロッテ」の株式の上場を検討しているのに対して宏之氏は、経営に復帰した場合、「ロッテホールディングス」の上場を目指すことにしています。宏之氏は12日、午後にも記者会見し、こうした意向を説明することにしています。
宏之氏側が保有する株式の議決権は、取締役の選任に必要な過半数には満たないとみられ、経営陣の交代が実現するかどうかは大株主の「従業員持株会」などの動向がカギを握ることになります。
こうしたなか、関係者によりますと長男の宏之氏は、株主として、臨時の株主総会の開催を求めることになりました。総会に向けて宏之氏は、父親で創業者の重光武雄名誉会長を除いて、次男の昭夫氏ら現在の7人の取締役全員の解任を求めるとともに、みずからを含む新しい取締役を選任する議案を提出する意向です。また、「ロッテホールディングス」が傘下の菓子メーカー、「ロッテ」の株式の上場を検討しているのに対して宏之氏は、経営に復帰した場合、「ロッテホールディングス」の上場を目指すことにしています。宏之氏は12日、午後にも記者会見し、こうした意向を説明することにしています。
宏之氏側が保有する株式の議決権は、取締役の選任に必要な過半数には満たないとみられ、経営陣の交代が実現するかどうかは大株主の「従業員持株会」などの動向がカギを握ることになります。