トップページ政治ニュース一覧北朝鮮のミサイル テポドン2号に類似 防衛相
ニュース詳細

北朝鮮のミサイル テポドン2号に類似 防衛相
2月12日 12時00分

北朝鮮のミサイル テポドン2号に類似 防衛相
k10010406721_201602121213_201602121214.mp4
中谷防衛大臣は、閣議のあとの記者会見で、北朝鮮が国営テレビを通じて公開した事実上の長距離弾道ミサイルを発射した際の映像について、前回、4年前のテポドン2号の派生型に類似しているという認識を示しました。
北朝鮮は11日、国営テレビを通じて、今月7日に事実上の長距離弾道ミサイルを発射した際の映像を公開しました。これについて、中谷防衛大臣は、閣議のあとの記者会見で、「弾道ミサイルの外観が、前回、2012年に発射されたものに類似していることなどから、今回はテポドン2号の派生型に類似した弾道ミサイルを発射したもようだ」と述べました。そのうえで、中谷大臣は、「防衛省として、弾道ミサイルの飛しょう状況や、アメリカ軍の発表を含むさまざまな情報を基に総合的に判断した結果、北朝鮮が前回に続き、今回も何らかの物体を地球の周回軌道に投入したと考えている」と述べました。
また、中谷大臣は、「北朝鮮として今回の発射を国際的に公表し、キム・ジョンウン(金正恩)第1書記の実績を明らかにする動きだと思っている。国連で決議を巡る動きもあるので、今後、北朝鮮が事前の予告なく、さらなる挑発行動に出る可能性は否定できず、北朝鮮の軍事動向を注視していく」と述べました。

関連ニュース

このページの先頭へ