現在までで780記事を書いている。目標はあと1か月半で1000記事。これについては達成に見通しがある。
問題、というか今回のテーマはその先の話だ。
玉石混交
まさに玉石混交である。1000記事とひとことでいっても見られるものと見られないものの明暗がはっきりとわかれている。まだ腹の中を開いてそれらと対峙していない。だもんで具体例は提示できないが、解析ツールという非常に便利なものがあり、それは一目瞭然でわかるだろう。それを見つめたときに具体的に見られぬ記事をどのようにして扱えばいいのかというのが課題なのである。
サイトの質を高める
みかんが詰まった箱を想像してほしい。正月の風物詩とも言えるこれには、高確率で腐ったミカンが存在する。腐ってないものはそのまま食べられるが、放置していれば周りの良いミカンも腐ってしまう。これはサイトにも当てはまるらしい。つまり、良い記事があればそれでいいじゃない、ではなく、全体として「このサイトには腐ったミカンがあるから質が低い」とみなされてしまうということだ。ではどうすればいいか?腐ったミカンをどうにかするしかない。
※腐った、腐ったと連呼していてはその時に少なからず注力した記事たちが浮かばれぬように感じるが、これはあくまでも比喩としてとらえていただきたい。どうか、よろしくお願いします。
具体策
削除
最後の手段である。「あ、これあかんやつ(記事)や」と判断したときだけにこれを行う。削除って重い。個人的には凄く重い。ただPVがないからといって、当時は全力で書き上げたその記事を消す悲しみたるや、身を引き裂かれる思いがするであろうよ。
・・・というのは少し行き過ぎた表現で、実は過去、数十記事の削除実績あり。もう明らかに駄目。何が駄目かって検索エンジン的にもそうだけど、定期購読者にすら届いてないものがある。これはいかんよ。こんなん、チラシの裏でも良いじゃんか。こんな記事は迷わずデリート!!
できれば後述するno indexや統合、リライトで救ってあげたい。これが本音。
no index
「この記事は見ないでください。全体に関係ありません」 このようにGoogle御大に上申するもの。具体的な手順に関しては以下のサイトを参考とさせていただく。
プロフィール画像の依頼などでも大変お世話になっている付き合いの長いブロガー、あああ氏の記事である。ここでいうには
<script type="text/javascript"> <!-- var doc = document; var head = doc.getElementsByTagName("head")[0]; var meta = doc.createElement("meta"); meta.setAttribute("name","robots"); meta.setAttribute("content","noindex"); head.appendChild(meta); // --> </script>
http://hatena.aaafrog.com/entry/2015/10/19/130241
これをhtml編集で記事の頭に挿入してやると良いらしい(はてなブログでは)。これで検索エンジンから該当記事を認識させない操作が完了するそうな。
一番手っ取り早い方法だが、この記事が以降、化けることは最早なかろう。手を加えたところで再評価すらされない。実質、切り捨てということになる。無慈悲かもしれないが、サイト全体の質を上げるにはこの操作が必要な記事も必ず出てくることと思われる。
完全に読者向けの、刹那的発想で書き上げた記事がこの手段により電子上で埋没していくことが考えられる。雑記ブロガーの僕はこのようなコンテンツを山のように生み出してきた。とっても嫌な予感が、今からしている。おや、寒気が・・・
統合
例えばバレンタインの記事でお勧めのチョコレートをかたや7種、かたや6種と記事が二手に分かれ、さらには特定のチョコレートを食べたレビュー記事の計3つがあるとする。極端なことを言えばこれらを1つの記事にまとめてしまうのである。
ブログサービスそれぞれで最大文字数というのが設定されており、それをはみ出すと表示されなくなるらしい(はてなは10000文字だと聞いたことがある)。なので、その範囲内におさまるレベルで記事をうまいこと統合してやるのだ。
これをすることで何が良いかというと、ほかでもないSEO対策となる。賛否両論あるが、ある程度閲覧に不自由のない体裁を保てれば、コンテンツの保有する情報量はSEO的なアドバンテージになるということを僕は信じている。
2~3ページ目にインデックスする記事が2~3あるよりも、しっかりと1ページ目に上位表示されたほうがアクセスを生み、もって有益な方法をユーザーに届けることにもなるだろう。
リライト
アジカンではない。記事に情報を追記したり、書き直すなどの方法で検索エンジンからの再評価を試みる。評価は公開後の1度きりではない。追加された情報はクローラーが巡回して確認し、それが有益であると判断された場合はいくらでも記事が上位に押し上げられることはある。
削除やnoindexするまでには至らないが、内容が(情報量的に)いまひとつであると判断したのであれば、この「リライト」という手段が大変有効ではないだろうか。平たく言えば「過去記事修正」とも。この作業が個人的には実に煩雑に感じてしまう。新たにコンテンツを生み出すほうがずっと楽に感じてしまう。しかし、今後は全体の質を考えるために、そのような趣向すらも見直さねばならないだろう。
どうしても貼らさる。北海道民でいうところの貼ら「さる」のである。見えざる手が僕を突き動かすのだ。すまぬ。
記事数が大幅に減るだろうな(あとがき)
とりあえず1000記事を目指すとして、その後に前述のような施策を滞りなく実施すれば、総記事数は明らかに減ると思う。へたすりゃ3ケタレベルで減少するのではないか。しかしながら、記事数がサイト成長のアドバンテージにはなり得ないことはもはや常識。ここは気持ちを切り替えて腐ったミカンの整理を粛々と進めるべきであろう。
埋もれる、または消される記事諸氏へは郷愁を禁じ得ぬ部分もあるが、それも大成への確実な一歩とするのならその存在も決して無駄ではなかったと信じたい。整理が進んだ暁には、それらのお炊き上げでもしたいものである。
終わり