米週間新規失業保険申請件数:26.9万件に減少、7週間ぶり低水準
2016/02/12 00:14 JST
(ブルームバーグ):先週の米週間新規失業保険申請件数は前週比で減少し、7週間ぶりの低水準となった。
米労働省の11日発表によれば、6日終了週の新規失業保険申請件数は26万9000件と、前週の28万5000件から1万6000件減少した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト48人の予想中央値は28万件だった。
TDセキュリティーズの米調査・戦略担当の副責任者、ミラン・マルレーン氏は「労働市場は最適な状況になりつつある」と指摘。「不透明感はまだあるため、採用がどんどん増えることはない。一方では雇用需要がなおあり、企業は需要を満たす必要があるため、近い将来の大量解雇もないだろう」と述べた。
変動がより少ない4週移動平均は28万1250件と、前週の28万4750件から減少した。
失業保険の継続受給者数は1月30日までの1週間に2万1000人減少し、224万人だった。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:Jobless Claims in U.S. Decline to Lowest Level in Seven Weeks(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Michelle Jamrisko mjamrisko@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Carlos Torres ctorres2@bloomberg.net Jordan Yadoo
更新日時: 2016/02/12 00:14 JSTニュース一覧
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