対象ソフトウェア:Webブラウザ
オンラインショップで見つけたお買い得商品を知らせたいときや、Googleマップなどで訪問先を共有したいときなど、メールやLINEでそのWebページのURLを送ることがあるのではないだろうか。
短いURLならばいいが、長いURLでは受け取る方も分かりにくいし、使っているメールソフトウェアなどによっては、改行されてしまって、URLリンクが正しく機能しない場合もある。
このような場合、URLを短くする「短縮URL」を利用するとよい。短縮URLとは、短縮URLサービス側に短縮URLと元のURLの対応表を保持することで、この対応表に従ってリダイレクトして元のURLで指定しているサイトにジャンプさせるものだ。
短縮URLサービスは、bit.lyやinfo.to、TinyURLなど数多く存在する。その中から本稿では、グーグルが提供している「Google URL Shortener」を紹介する。ただ、どのサービスも使い方はほぼ同じだ。本稿が参考になるだろう。
短縮URLを作成するには、まず以下のURLでGoogle URL ShortenerのWebページをWebブラウザで開く。
このWebページの「Paste your long URL here:」の下にある入力ボックスに短縮URLにしたいURLを入力して、[Shorten URL]ボタンをクリックすると、右側に短縮URLが選択された状態で作成される。これをコピーして、メールやLINEなどでペーストすればよい。
例えば、「https://www.facebook.com/WindowsInsider/」をGoogle URL Shortenerで短縮URLにすると、「https://goo.gl/Z9X6SU」になる(「Z9X6SU」の部分は作成する度に異なる文字列になる)。
Googleアカウントでログインしていない場合は、短縮URLを保持する期間の指定などが行えない(明確に記述されていないが、「all time」相当に設定されるようだ)が、Googleアカウントでログインしていると「two hours(2時間)」「day(1日)」「week(1週間)」「month(1カ月)」「all time(ずっと)」から選択できる。また作成した短縮URLのクリック状況を確認したり、QRコードを作成したりすることも可能だ。大事なファイルのダウンロード先を知らせるような場合は、短い期間に設定しておくことで、短縮URLが漏れた際の被害を最低限に食い止めることができるだろう。
[A]
短縮URLは、元のWebページのURL(ドメイン名)が分からなくなるため、悪意のあるサイトへの誘導に悪用される危険性がある。そのため、短縮URLを送付する際は、どこにジャンプするURLなのかを明示しておいた方がよいだろう。
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