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「勝負の年ラモス」で気勢! 笠松競馬で冠協賛レース

FC岐阜のユニホームを着て競走馬を誘導する厩務員=笠松町若葉町の笠松競馬場で

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 笠松町若葉町の笠松競馬場で十一日、「勝負の年ラモス岐阜2016」と命名されたレースが開かれた。サッカーJ2・FC岐阜のサポーター有志が出資してレースの命名権を得たもので、観覧席には十五人ほどのサポーターが集まり、二十八日に開幕するリーグ戦に向けて気勢を上げた。

 レースに好きな名前を付けられる「冠協賛レース」に出資。三年前に始め、今では開幕前に仲間の結束を固める恒例となった。

 きっかけは、FC岐阜が練習場として使う「県フットボールセンター」を整備した笠松町に感謝の気持ちをアピールするためだった。呼びかけ人の岐阜市六条東、会社員吉田鋳造さん(61)は「当時はチームの練習拠点がなかったので、非常にありがたかった」と振り返る。

 この日は第七レースを命名。レース前のパドックでは、FC岐阜の歴代ユニホームを着た厩務(きゅうむ)員が、出走する八頭をそれぞれ誘導した。

 このレースの三連単を的中させ、他のレースでは万馬券も手にした愛知県一宮市の会社員高橋学さん(33)は「FC岐阜を通じてつながった仲間とサッカー以外で交流できるのは楽しい。チームも今日のぼくの調子ぐらい、良い結果を出してほしい」と話した。 

 (末松茂永)

 

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