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メキシコの刑務所で大規模暴動 49人死亡2月12日 8時03分
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メキシコの刑務所で、受刑者どうしのけんかから大規模な暴動に発展して49人が死亡し、政府が麻薬組織の取締りを強めるなか、収容人数を超える受刑者が刑務所に入れられていることが背景にあるとして、管理体制が問われています。
メキシコ北部のヌエボ・レオン州の刑務所で11日深夜、2つの部屋で起きた受刑者どうしのけんかから大規模な暴動に発展し、刑務所内の倉庫に受刑者が火を付けて火災が発生するなどしました。このため、軍も出動して暴動は数時間後に鎮圧されましたが、州政府によりますと、この暴動で、受刑者ら49人が死亡したほか、10人以上がけがをしました。
州政府は当初、死者の数を52人と発表していましたが、その後、49人に訂正しました。
この刑務所には、対立する2つの麻薬組織に所属する受刑者が収容されていたということで、警察は麻薬組織どうしの抗争が暴動につながったとみて捜査しています。
メキシコでは、2012年にもヌエボ・レオン州の別の刑務所で受刑者による暴動が起き、受刑者44人が死亡するなど刑務所内での暴動や抗争が相次いでいます。背景には、メキシコ政府が麻薬組織の取締りを強めるなかで、収容能力を超える受刑者が刑務所に入れられていることがあると指摘されています。
メキシコには12日からローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が訪問して、今回の事件とは別の刑務所を訪れる予定で、今回の暴動を受けて、刑務所の管理体制が改めて厳しく問われています。
州政府は当初、死者の数を52人と発表していましたが、その後、49人に訂正しました。
この刑務所には、対立する2つの麻薬組織に所属する受刑者が収容されていたということで、警察は麻薬組織どうしの抗争が暴動につながったとみて捜査しています。
メキシコでは、2012年にもヌエボ・レオン州の別の刑務所で受刑者による暴動が起き、受刑者44人が死亡するなど刑務所内での暴動や抗争が相次いでいます。背景には、メキシコ政府が麻薬組織の取締りを強めるなかで、収容能力を超える受刑者が刑務所に入れられていることがあると指摘されています。
メキシコには12日からローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が訪問して、今回の事件とは別の刑務所を訪れる予定で、今回の暴動を受けて、刑務所の管理体制が改めて厳しく問われています。