慰安婦合意:「座り込み大学生の人権を守れ」 弁護士会が緊急救済申請

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 ソウル地方弁護士会(キム・ハンギュ会長)は4日、ソウルの日本大使館前の「少女像(慰安婦像)守護座り込み」をしている大学生について、国家人権委員会に緊急救済申請書を提出する予定だと明らかにした。

 同弁護士会はこの日、プレスリリースで「本会所属人権委員会委員は、今月2日に『少女像守護』大学生の座り込み現場を訪問した。酷寒期の座り込みで彼らの生命・身体に関する基本的人権と最小限の健康権が脅かされている事実を確認し、人権委に緊急救済申請書を提出する予定だ」と述べた。

 同弁護士会では人権委に対し、ソウル地方警察庁が「少女像守護」座り込み現場に防寒用テントの持ち込みなどを可能にすることを勧告するよう要請する予定だ。

 同弁護士会は「政府は、座り込み現場の大学生に防寒用品やテント持ち込みなど基本的人権で許されている物品が提供されることを、関連法令を理由に制限している。緊急救済申請を通じ、国家機関だからこそ基本的人権の侵害から国民を保護する義務があることを再確認したい」と説明した。

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