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民主候補を「全面支援せず」 民主党の鈴木貴子氏

2016.2.11のニュース

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民主候補を「全面支援せず」 民主党の鈴木貴子氏

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 民主党の鈴木貴子衆院議員(比例北海道)は11日、夏の参院選の前哨戦となる4月の衆院北海道5区補欠選挙で、民主党が推薦した新人池田真紀氏(43)について「全面的に支援するのは納得いかない」との考えを示した。札幌市で記者団の質問に答えた。

 鈴木氏は民主党北海道連(道連)の副代表のほか、同補選では池田氏の選対本部の副本部長を務めている。所属政党の候補支援に前向きでない姿勢を示したことで、自民党本部が検討しているとされる鈴木氏引き抜き案との関連で臆測を呼びそうだ。

 鈴木氏は、民主党と共産党が同補選に向けて選挙協力の動きがあることを批判。「基本的な主義、主張が異なる政党と選挙の集票目的だけで協力し、議会運営にも影響されるのは国民を愚弄している」と述べた。

 民主党離党の意思を問われた鈴木氏は「共産党とくみしての民主党に仲間入りした覚えはない」と述べるにとどめた。

 同補選では、鈴木氏の父宗男氏が代表を務め、貴子氏も代表代理を務める政治団体「新党大地」が、自民党公認で新人の和田義明氏(44)への推薦を決定。共産党は新人の橋本美香氏(45)を公認している。

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